2022.09.14

不動産管理会社の「オーナー担当」のシゴトとは?

初めての転職活動でシマダグループへ入社した同年代の二人。
奇しくも管理業未経験で大手不動産会社から転職と似たような経歴をたどる中
転職への動機や、現在仕事で感じる難しさや楽しさについて聞いてみた。

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―まずはお二人の経歴を教えてください―

本田詔聖:大学卒業後、不動産の売買仲介営業に従事していました。

銀行系列という事もあり、紹介のお客様対して個別に応対する事が多かったです。

 

尾関唯:私は卒業後、富裕層向けの賃貸仲介営業の仕事をしていました。

体育会系で有名?な某社です。

 

―転職活動をするきっかけはー

本田:営業として売り上げの積み重ねを目標にしていましたが、どちらかというと

「目先の数値が大事」という風潮でした。それって本当にお客様のためになるのかなと。実家が不動産業を営んでいたので、もう少し幅広く不動産の仕事がしたいと思って。

 

尾関:お客様との打ち合わせはメールなどのやり取りが多かったです。

ひとつひとつの業務がマニュアル化されて「私じゃなくてもいいのかな」

と感じて。。もう少しお客様と直接お話しする機会があればと考えました。

 

―なぜシマダグループを選んだのですかー

尾関:最初に「総合不動産業」と聞きました。その中で管理部門の「オーナー担当制」という言葉に惹かれて。普通の管理会社だと「賃貸営業部門」「BM部門」「会計部門」とそれぞれの部署に分かれていて、分業制が確立していますが、オーナーとのやり取りに特化する職種があるところに魅力を感じました。前職では経験できなかった顧客と長いスパンでのお付き合いができる仕事ではないかと。

 

 

本田:前職で培った売買経験を活かしつつ、更に色々な経験ができる会社を

探していました。その中でシマダグループは管理会社でありながら、

ディベロッパー部門もあり、各社間の垣根もなく人材交流も盛んだと。

また、介護・飲食・旅行など様々な業態があり面白そうだなと思いました。

 

―実際入社してみて―

本田:入社後は各セクション研修にまわったのですが、現場にでたのは早かったです。先輩についていき、多くのオーナーに会わせてもらいました。年齢や経験から「即戦力だな」とよく言われましたね。笑

 

尾関:私も現場にでたのは早かったです。最初は知識が足りない分、少し不安だったのですが社風が「とりあえずやってみよう」という事もあり半年程度でオーナー担当となりました。

 

―お二人とも管理業は未経験だったと思います。その辺の不安はどう克服しましたか―

尾関:建物管理については同じグループ会社であるシマダリファインパートナーズで研修を受けました。オーナーとの過去の履歴が残っているので、まずはそこをじっくりと確認しました。ただ、オーナーが100人いれば100通りの悩みがあるので、全てが先輩たちや過去の履歴にしばられるのではなく、自分の特色をだせるようにしています。

 

本田:税理士先生との勉強会が月に1回ほどあります。社内の建物管理の講習会など様々な研修システムが充実しています。ただ、最終的には「人」だよとはよく言われます。

 

―現在のお二人の成果は?―

尾関:入社後100戸を超える管理の受託をしました。既存オーナーが新規で物件購入した時や、つながりのある業者からの紹介などです。現状、諸先輩たちが広げてくれたルートにうまく乗れたという事もあるのですが、今後新しい道を開拓したいですね。

 

本田:20年程前に当社の収益物件を購入したオーナーが、大規模改修を検討していました。想定より金額が高く、それならばと売却を提案するとご了承いただき、売買仲介案件として受託。その後、無事買主を見つけ契約となりました。相続のからみもあり手元現金に余裕ができてとても喜んでいただきました。

売買から管理と総合的に俯瞰してオーナーに提案できたなと。

 

目指すはプライベートバンカー

―シマダグループで働く事はどんな成長があると思いますか―

本田:顧客の地主や投資家の方の多くは、不動産のみならず金融から相続について幅広い知識をお持ちです。不動産以外の部分もフォローアップし「プライベートバンカー」(顧客の専属担当者として資産の総合コンサルティングを行う金庫番)としてオーナーのお役に立てるよう成長していきたいです。

 

尾関:物件を所有する方は富裕層の方が多いです。皆さまご経験が豊富で色々なお話がうかがえ勉強になります。不動産営業として業者さんとの付き合いも様々でとにかく人脈が広がりますね。

 

―仕事として嬉しさや喜びを感じる瞬間は―

尾関:前職では大手不動産会社という事もあり、オーナーから自分の名前ではなく会社の名前で呼ばれる事がありました。年齢も若いので会社名を看板に仕事をする事に、しょうがない想いもあったのですが。。

一方今は、「尾関さん」と呼ばれることが多いです。自分を必要としてくれている実感があります。

 

本田:最近、懇意にしているオーナーからよく食事や旅行のお誘いを受ける事があり、そういった場面で「いつも頑張ってもらっている、ありがとう。」と言われ本当に嬉しかったです。

 

―お互いを見てどう思いますか?―

本田:尾関さんはすごく真面目。管理戸数の受注も事業部で一番ですからね。常に色々な人達とコミュニケーションをとっているので、休んでいるのか心配です。

 

尾関:ちゃんと休んでいるので心配しないでください。笑

本田さんこそ、前職のスキルを活かして売買案件を色々受注するのは凄いなと思います。あと、とても家族思いです。お子様が生まれたばかりなんですよ。

 

―最後にシマダグループに向いている人の資質とは―

尾関:「誰かのために何かをしてあげたい人」ですかね。特にオーナー担当の仕事はそれが必要だと。あとは「人が好きな人」かな。私は中途入社ですが、同年代がいっぱいいます。新卒、中途、学歴などそういった垣根もほとんどなく他部署との交流も盛んです。

 

本田:「何でもチャレンジできて、何でも楽しめる人」!

従来の価値観が色々変わることも多いのですが、それすらも楽しめる人が向いていると思います。逆に言うと変化を望まない人は難しいかもしれません。

 

 

 

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今や事業部の主力として活躍する本田さんと尾関さん。

明るく、前向きで、変化をおそれず、人が好きでいられること。

 

彼らの上司に二人のキャラクターを聞くと「愛されキャラ」(本田さん)

「芯が通っていて肝が据わっている」(尾関さん)とこっそり教えてくれました。

 

シマダグループが求める『正しい資質』を持つ二人。

今後益々の活躍を期待していきたいです。

 

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