Interview

インタビュー

入居者様の入替などたいへんな時こそ、お互いのコミュニケーションが何よりも大切です。

オーナー:清水正孝 様×担当:古賀由利恵

オーナー様プロフィール

20代の頃に父から賃貸アパートを相続し、オーナー人生がスタート。
生まれ育った調布市で3棟の賃貸経営をしている。シマダハウスとは40年近いお付き合い。

約37年前、相続対策のご相談からお付き合いが始まりました。

古賀:清水オーナーとシマダハウスとのお付き合いは、40年近くになります。実は私も20代後半で、その時間の長さに驚いています。どのようなことがきっかけだったのでしょうか。

清水正孝様(以下、敬称略):義理の兄がシマダハウスの顧問弁護士ということで昔からよく知っていたんです。そんな時に父親の相続があり、シマダハウスにお世話になったのが、お付き合いの始まりです。昭和54年の話ですので、随分と昔の話ですね。昨今、相続対策が盛んに行われていますが、当時もしっかりとご提案して頂き、親身に相談に乗って頂けたことを今でも良く覚えています。

古賀:他のオーナー様からも相続関係のご相談を受けますが、その頃から積極的にご提案をさせて頂いていたのですね。お父様のご相続の後、当社設計によりアパートを2棟建築させて頂きました。こちらもシマダハウスからの提案だと先輩より聞いていますが。

清水:はい。相続対策としてアパート建築を勧めてもらいました。シマダハウス設計のアパートは外観も室内も斬新かつモダンで、とてもワクワクしました。当時周辺にはアパートを建築される方はあまりおらず、当時はもちろんですが今でも自慢の建物ですよ。

オーナー様が愛情を込めて大切にされている物件は、自然と入居者様の入居期間が長くなります。

古賀:アパート完成より管理を任せて頂いておりますが、不動産オーナー様として気にされていることや注意されている点などありますか?

清水:「入居者の皆さんに気持ち良く住んでもらいたい」という想いでシマダハウスと共に管理を進めています。「ご家族やご友人に自慢してもらえる建物にしたい」って感覚ですね。そんなことから外壁のタイルや階段塗装などの共用部は、気になった時に塗装や修繕をするようにしています。より良い状態にすることで入居者の皆さんには喜んでもらえていると思っていますから。

古賀:建物も少し年をとってきましたが、日頃からお手入れをし

て頂いている為、鉄錆や塗装・タイルの剥がれなどの気になる箇所はほとんどありませんよね。入居者の入居期間が長いのは、清水さんが物件を大切にされている愛情の賜物だと思います。

清水:入居者がどのような方か、気になるところですが、この点に関してはシマダハウスさんも同じ価値観でいてくれていると思っています。これまで入居者間でのトラブルや家賃滞納も全くなく助かっています。私たちオーナーと一緒の目線でいてもらえる、シマダハウスさんには感謝しています。建物を良い状態に保てるのは入居者を集めてもらっているからですね。

入居者様の入替などたいへんな時こそ、お互いのコミュニケーションが何よりも大切です。

古賀:学生の卒業シーズンと重なり、今年の繁忙期は入居者の入替が随分とありました。打合せの為、お忙しい中、月1回以上はご自宅に伺わせて頂きました。

清水:そうですね。今年は10部屋以上、入れ替わりがありましたね。今年だけでなく厳しい時こそ、担当者の考えや提案を聞いて、その通りに進める様にしています。募集時の条件変更やテクニック、リフォーム時にはどんな方に住んでもらうのかをイメージし、マッチした壁紙に張り替える案を頂いたり、、、。最前線で仲介業者さんやお客さんと真剣に向き合っている人の意

見が全てだと思いますので。電話も大事ですが、会ってお互いの理解を深められるのは有り難いと思っています。コミュニケーションがしっかり取れているということは基本であり、とても大切なことです。

古賀:賃料や条件変更などのご相談事は、話辛い話題ではありますが、清水さんはそんな時でも相談しやすい雰囲気を作って頂けます。また、こちらも、頼って頂くとやる気も一層増してきます!

我が子のようなアパートを、信頼できるシマダハウスさんにお任せしたいと考えました。

古賀:今年6月に、長く自主管理されていたご自宅前のアパートの管理を受託させて頂きました。実際、どのようなお気持ちで管理をお任せ頂いたのでしょうか?

清水:この建物は他界した父親が「生活に困らないように」と、若かった私たち夫婦のために建ててくれた建物です。我が子のようなものですよね。自主管理において清掃や家賃の集金は問題ありませんでしたが、修繕対応などが増えてきて、このままだと入居者の要望に応えられないと感じ始めたんです。妻と相談をして信頼するシマダハウスさんにお願いしようと決めました。古い建物なので新しいお客さんに入ってもらうのはたいへんです。それで、シマダハウスさんにしようと思ったんです。古賀さんが担当してくれるのも決断した要因の一つです。

古賀:プレッシャーを感じますが、期待に応えていきたいです。奥様が毎日掃除されているのも知っておりますので、精一杯、対応させて頂きます。最後に、今後の賃貸経営に関して何か思われていることなどありましたらお願いします。

清水:最近、小学校などの地区・地域活動のボランティアに参加しており、人と人との繋がりの大切さをこれまで以上に感じています。入居者の皆さんが私の建物を選んで住んでくれたのも何かの縁だと思っています。入居者間の繋がりが希薄であるのは寂しいし、私自身も入居者の皆さんと繋がりたいと強く考えるようになりました。そこで、来年の夏には入居者を集めてバーベキューを開催しようと考えています。「自慢できる建物に住んでる」って感じてもらいたいですしね。その時はシマダハウスの皆さんにはぜひご協力をお願いしたいです。

古賀:素敵な会になる様、喜んでお手伝いさせて頂きます。本日はありがとうございました。