10月の終わり、第4回アート&デザイン新世代賞の審査会が西麻布のホテルにて開催されました。
当日は審査員長の辻仁成氏をはじめ、審査員の島田成年氏(起業家)、佐藤悌章氏(シマダアセットパートナーズ株式会社)の3名と パリから建築家の田根剛氏がZOOMでの参加となりました。
新世代賞とは作家の辻仁成氏が4年前に「若い人たちにもっとチャンスの場があった方が良い」という想いから立ち上げたプロジェクトで今回が4回目の開催となります。
弊社もこの想いに共感をし、協賛をしております。 今回のテーマは「君がリデザインするアフターコロナのホテル」。
今年は新型コロナウィルス感染症の流行により、この世界のあらゆる事象がそのレゾンデートル(存在理由)を揺さぶられることになりました。
そんなこの時代だからこそ届けたい、若い世代が描く新しいカタチのホテルのデザインを広く募集しました。
コロナの影響もあり作品の制作は難しいのでは? という心配もありましたが、蓋を開ければ若い世代ならではの発想、想像力でリデザインされた未来へと繋がる新しい時代のホテルがそこにありました。
応募作品の中から編集部内にて一次審査を行い、最終審査に臨む12作品が選出された中で議論を重ね、受賞作決定へと進められて行きましたが、 残念ながら今回は最優秀賞は該当作なしという結果となりましたが優秀賞、特別賞を選ぶことができました。
受賞者は下記の通りです。
【優秀賞】(4点)
角張渉さん(24歳)作品名 遊びの間
グループ名Ri 木村有里佳さん(23歳)、山﨑理莉子さん(23歳)作品名 Le,Place
グループ名North house 北村彩夏さん(21歳)、菅家結さん(20歳)作品名 昇り途
田中勝さん(26歳)作品名 「出会い」を選択するホテル
【特別賞】(1点)
荒木鴻歩さん(23歳)作品名 立体駐泊場
受賞作の紹介、受賞の言葉、選評などにつきましては近日デザインストーリーズ誌面掲載予定の記事にてご紹介予定です。
詳細はDesign stories/デザインストーリーズサイトをご参照くださいませ。