年末年始はどうやって過ごす?
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検索すると数多のまとめサイトが出てきますが
- ・箱根駅伝を観戦するのに最もアツい場所で
- ・ホテルの真ん前で走る選手の姿をすぐそばで観れて
- ・名湯と呼ばれる温泉にも入れて
- ・家族とでも、友人とでも、もちろんおひとり様にもぴったりの
- ・古風だけどおしゃれな(かつ、そこまでお高くない)宿
をお探しならば、ここでしょう。
箱根つたや旅館です。同じ社内の人間とは言え、部署が違うのを言い分に、このホテルの推しポイントをご紹介させてください(怒られるかしら)。
魅力その①宮ノ下スタイルで応援!
つたや旅館の周辺は、明治時代から多くの観光客でにぎわう古くからの観光地。知る人ぞ知る格好の応援スポットで、毎年多くのファンが押しかけます。山道ゆえに道幅が狭く、選手の姿はすぐそこ。必死な表情も、きらめく汗も、シュンと走り抜ける風も、選手のエネルギーを存分に感じることができるのです。
今はTVerをはじめライブ配信などが充実しているため、テレビがなくても選手の最新情報を追うことができますが、ここは天下の剣である5区・6区。蛇行が多く寒暖差も激しいため選手間の差が開きやすく、入れ替わりもあり得る箱根駅伝で最も過酷なコースです。宮ノ下商店会の方々が連携を取り、拡声器を使って(!)ライブ配信よりも早い最新情報を伝言ゲームで伝えます。
ここでの応援の仕方は、「がんばれ!」ではありません。選手の名前をみんなで叫ぶ、“宮ノ下スタイル”なるものがあります。
商店会の方がリーダーとなって、次に来る選手の名前を「佐藤~!」「高橋~!」と叫んで音頭を取ります。声をそろえて選手の名前を呼びかけるとかなりの迫力!地元の方も観光客も、一体感に包まれます。
魅力その② ゲストハウスなのに温泉アリ
なんといっても宿の目の前の道がコースですから、利便性は抜群です。
寒空の下の観戦を楽しんだら、宿に帰って温泉を楽しみましょう。
ゲストハウスなのに温泉があるって、案外珍しいのでは。実はここ、底倉温泉という箱根七湯のひとつ。古くから隠れ湯と知られ、戦国武将が傷を癒したとも言われています。内湯と外湯が2つずつございます!
魅力その③ 実家のような温かさ
筆者が訪れたのは2024年の1月2日。
この日、つたや旅館に宿泊されていたゲストの多くは駅伝目当ての方。去年も観戦のためにここに泊まった、というリピーターさん同士の思いがけない1年越しの再会に、嬉しい悲鳴(?)があちらこちらで沸き起こり、いつもに増してにぎやかな夜。
この一晩で、「今から1年後の予約をしたい!」と何人に言われたことでしょう……。
話を聞いてみると、東京~横浜あたりで選手の出発を見送ったら急いで電車に飛び乗り、宮ノ下で名物のシチューパンを片手に再び参戦。明日の朝もここでの応援が終わったら急いで戻ってゴールで待ち構える、なんて方がいらっしゃるので驚きです。
「全部の大学を応援してるから、箱推しなのよ~!」と教えてくださりました。
吉川醸造の日本酒とおでんのおかげで、初対面のゲストとも話が弾みます。
支配人が昼から仕込んでいた大鍋のおでん
応援のために泊まりに来ていた大学陸上部の1,2年生は、歓声をあげながらご飯をかきこんでいました。食べ盛りですもんね。
来年、またテレビで見れるのを応援しているよ!とゲストからの温かい声掛けに照れくさそうな顔。翌朝の5時過ぎには、まだ薄暗い山道を元気よく飛び出していきました。
おわりに
テレビを見ているだけでは知らなかった箱根駅伝の楽しみ方と箱根つたや旅館の魅力。駅伝は開催100回を超え、どんどんパワーアップしていきます。新年から、選手にパワーを分けてもらいに箱根に行きませんか?
1人でも、ご家族とでも、駅伝がない平日でも、きっと楽しんでいただけますよ。
ちなみに2025年お正月の予約は10月1日13時にスタートです!要チェック!
追記・2025年1月2日の予約は既に満室だそうで……!ご迷惑おかけします。他の日もぜひぜひお待ちしております!