プロローグ
シリーズでお届けした「シマダグループのリゾート勤務対決!」
(まだご覧いただいていない方はこちらからどうぞ♪【沖縄 石垣島編】【軽井沢編】【箱根編】)
シマダグループの各リゾート地で働く社員にインタビューし、実際に住んでみた感想や働き甲斐について、本音に迫りました。おかげさまで大好評!
「このリゾート地に住んでみたくなった!」
「ここで働きたい!」
と絶賛のお声を頂きました!
でも一つ心残りが…軽井沢編にて、「知っておくべきこと4選」をお伝えしたのですが、詳細は文字数の関係で泣く泣く削除。
でもやっぱり、これは重要!!特に昨今、各地でクマの出没が話題になっている…!(軽井沢にもクマがいます)ということで今回は特別に番外編としてたっぷりお届けします!
軽井沢に行く方はもちろん、クマ対策はみなさん必見かも!?
…ちなみに、どの対策も実際に軽井沢に住んでいるNさんの見解ですので、その点はご了承ください。
【音声版はコチラ】
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その①除湿対策
軽井沢の年間湿度は驚異の約82.5%。夏場には湿度が90%を超えることも…。
そんな軽井沢で必要なグッズは「除湿機」。
とても高性能な物でなくてもいいけど、無いと部屋がカビてきたり、湿気臭くなったりしてきちゃいます!
湿度が高かったり、軽井沢の地形の影響もあったり、ここは年間100日は霧が発生する場所。
『霧の軽井沢』の名は伊達じゃないです。
[自分も部屋では除湿機×3がフル稼働中]です!
除湿剤の「水とりぞうさん」をクローゼット内で併用させるとなお効果的♪
しっかりと対策をして、快適な軽井沢LIFEを過ごしましょう。
その②寒さ対策
冬の雲場池(くもばいけ)
冬の平均気温は「-2℃~-4℃」くらい。最も寒い時で「-10℃~-15℃」くらい。
めちゃめちゃ寒いっ!肌はピリピリ、ひどい時になるともう寒さを超えて痛い。
せめて部屋の中くらいは暖かく過ごしたいっ!
そんな軽井沢の冬で必要な物は『エアコン』。これはどの部屋も備えつけてあるはず。
ベースとしてこれはしっかり稼働させましょう。
さらに『石油ストーブ』『石油ファンヒーター』『電気ファンヒーター』も併用。
特に浴室は暖めておかないとヒートショックになっちゃうかもしれなく危険。
[去年の自分はエアコン×1&電気ファンヒーター×2(風呂用)(寝室用)で対応]
あっ!ちなみに軽井沢は寒いけどほぼ雪は降りません。去年は雪かき3回くらい。
その③防虫対策
まず大前提として自分は虫が大の苦手。
…なので中に侵入されないように対策。退治するよりも近づけさせない工夫。
おすすめは「虫こないアース(網戸、窓ガラス用)」と、
「虫こないアース(玄関灯、外壁用)」。
これでほぼ虫が近寄ってはこないです。これで4か月も効果が続くんだとか。
基本はこれでOKだけどさらに「アリアース」も家の周りに噴霧しておけば完璧。
もちろん虫が全然OKな人は無問題♪です。
※イメージです
ちなみにアース製薬の関係者ではございません(笑)
その④動物対策
本州の陸生大型哺乳類が全て生息していて、自然と動物と共生している軽井沢。
町獣には「ニホンリス」が指定されています。
オーベルジュ・ド・プリマヴェーラの庭にもよく現れるので、見た事ある人がいるかも?
町全体では水鳥が遊ぶ池や野鳥がさえずる木立があって、
キツネやタヌキ、ニホンシカや特別天然記念物のニホンカモシカも。
その中でも注意が必要なのはツキノワグマとイノシシ。
クマとイノシシについてはおれに聞け!
私がその対策について伝授します。
~イノシシ編~
- 【イノシシを驚かさない】
基本的には臆病な動物だけど、大声を出したり、物を投げたり、追い払いや威嚇は絶対にしない!
興奮状態になって襲ってきます。
- 【イノシシから隠れる】
慌てず、ゆっくり背を向けないで
後ずさりしながら立ち去るか、物陰に隠れる。
- 【攻撃の危険を感じたら】
太ももを絶対に守る。イノシシに正面から突進されると、
牙が太もも内側の動脈にまさかのクリティカルヒット!大変危険!!
イノシシはクマとは違い、高い場所へは登れない。
逃げる途中、食物を地面に落とすのも効果的。
- 【エサを与えない】
うりぼうという子供のイノシシは、かわいくてもゼッタイ、ダメ!
うりぼうの付近には母親がいる可能性が高し!子供を守るために人間を攻撃してきます。
こんなに可愛いのですが…
~ツキノワグマ編~
- 【背中を見せて逃げない ゆっくりと後ずさりをして離れていく】
本能で襲ってきます。走る速度は時速40キロほど。人間では逃げられません。どうせ走っても逃げられないので腹をくくりましょう。後ずさりで転倒して襲われる例もあるので転倒注意!クマが気づいてなければ隠れるのも1つの手。
- 【大声で叫んだり、石などを投げつけたりしない】
攻撃されたと思い、興奮状態で襲ってきます。
- 【死んだふりをしない】
死んでいると思って襲われます。
- 【高いところに逃げない】
クマは木登りが得意。登ってもムダです。
- 【クマは威嚇突進することもある】
威圧して相手を逃がそうとする行動。この時に大声を出したり、
走って逃げたりすると、逆にクマを興奮させてしまう。
…って言っても絶対怖くてビビると思う。
<もし襲われた時最後の手段は…>
- 【亀になる】
致命傷を負わないために身体を丸め、両手を首の後ろに組んで後頭部や首をガード。
クマの攻撃は1分程度らしい…。ゴングが鳴るまで、嵐が収まるまで逃げ切ろう!
実演:うずくまって亀んぼポーズをしているのがNさん。クマ役はYさん。
- 【足でガード(クマに覆いかぶさられたら…)】
人間の力で1番強いのは脚力!クマは顔面狙い。
その中でも相手を窒息させるために鼻を狙うんだとか。
顔や頸動脈をやられないように脚で距離をとり、嵐が止むのをひたすら待ちましょう。
<そもそもクマと出会わないためには…>
- 【早朝や夕暮れ時の行動に注意する】
クマは主に朝方と夕方に活発に行動する傾向にある。
- 【熊鈴を携帯する】
基本は人間がいることに気づいて逃げていくけど、
人に慣れている最近のクマは、逆に呼び寄せてしまうリスクも。
- 【生ゴミの出し方、食料の管理を気をつける 餌になる果物を放置しない】
ゴミをきっちり密閉したり、夜間のゴミ出しをしないようにしたり。
柿やはちみつなどを庭先に放置したりしない。
≪軽井沢でのクマ対策≫
- 【ベアドッグで、クマを傷つけずに人を守る】
(特定非営利活動法人ピッキオHP)
https://magazine.cainz.com/wanqol/articles/beardog_interview (参照:WanQol with となりのカインズさん)
ベアドックとは、大きな声で吠えたてて、クマを森の奥に追い払うよう訓練された犬。
この犬、通称バディたち、活動している団体ピッキオのおかげで、軽井沢は守られているので安心。感謝ですね!
エピローグ
いかがでしたか?
イノシシ対策について伺った際は、身振り手振り、まさにそこにイノシシがいるかごとく、対策を実演してくれたNさん。
みなさまのお役に立てればと、こと細かに教えてくれました!
軽井沢に行く方は必見、もしくは行かれる方にはぜひ、こちらの記事をご紹介くださいね!
音声で聞きたい方はコチラ
音声版のシマ報です!
ぜひ電車に乗りながら、家事をしながら…以下のリンクよりお聞きください♪
【stand.fm「シマ報 #2 現地民に聞く!軽井沢で暮らすなら絶対にしっておくべきこと4選 」】
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