2022.01.11

入社5年目の現在地
考古学専攻だった私が、介護の現実に直面

未経験で介護職に就いた加藤千佳さん。入社当初は「仕事に枠を設けない」「多能工」が会社のミッションだったこともあり、1人が抱える業務量が多く、落ち込む日々だったという。そんな中、願いがかなうなら、“本に囲まれた生活をしたい”という物静かな性格の彼女が見つけた得意なコトと、やりたいコトとは。

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考古学専攻だった私が、介護の現実に直面
Summary
  1. 様々な事業が介護とコラボレーション
  2. 「I‘m OK」でいることの重要性
  3. 大学の専攻と将来の職業は全く別物
  4. 福祉のことはゼロから学べばいい

様々な事業が介護とコラボレーション

学生時代にデイサービスでのボランティアを経験したことから、この仕事に興味を持ち、将来は介護の仕事をしようと決めていました。その中で、シマダグループに入社したのは、さまざまな事業が介護とコラボレーションをし、新しい付加価値を生み出しているというところに惹かれたから。例えば、飲食事業とのコラボレーションで、昼食にフォーを提供したり、旅行事業との協働でVR旅行レクレーションを実施したり。多事業展開をしている企業は他にもありますが、それぞれが相乗効果を発揮しているのはとても珍しいこと。介護の仕事はご入居様の日常生活のサポートをするだけではなく、生活に楽しみや彩りを添えることも重要です。それが実践できる環境があること、また一人一人が役割分担にとらわれず、どんなことでもやる!という意欲を持っていることは、大きなやりがいです。

「I‘m OK」でいることの重要性

現在はサービス付き高齢者向け住宅の現場で、ご入居者様の日常生活のサポートを行っています。ご入居者様がいつでも安心して心地よく暮らせるように、食事の提供、排せつや入浴の介助、レクリエーションや体操など、サポートの内容は多岐に渡ります。こちらから全ての介助を積極的に行うというよりも、必要な部分にのみ手を差しのべるようにしています。また、介助の他には、おやつの献立作りやレクリエーションの内容やスケジュールの作成をしたりもします。目まぐるしく過ぎる毎日を送っておりますが、ご入居者様や一緒に働くスタッフが安心して過ごせるよう、常に自然な笑顔でいられるよう心がけています。そのため、「I’m OK=自分自身が、精神的にも肉体的にも元気でいること」がとても大切だと感じています。

大学の専攻と将来の職業は全く別物

大学では考古学を専攻し、没頭していました。日々、教授がいる研究室に入り浸り、授業もそちらで受け、移動する必要がありませんでした。便利なことに、研究室にはコーヒーメーカーも完備されていましたので、休憩時間も常にそこにいましたね。(笑)始めから「大学の専攻と将来の仕事は全く別」と割り切っていたので、就職活動の際は介護に振り切った活動をしていました。5~6社の介護の企業選考に参加。最終的にシマダグループに入社を決めた理由は、介護旅行商品「旅介(たびすけ)」という見たことも聞いたこともない新しいサービスを展開しているという点、レクリエーションに力を入れているという点が大きな決め手となりました。

福祉のことはゼロから学べばいい

困った時には、手を差しのべてくださる先輩や上司に囲まれ、日々勉強しながら楽しく働いています。これから一緒に働く方へ望むことは、笑顔と元気。新卒の方は、私のように大学で福祉のことを学んでいなくても大丈夫です!研修制度が充実しており、ゼロから学べる環境があります。不安もあるかと思いますが、若いからこその強みである笑顔と元気があれば活躍できるフィールドです。安心してチャレンジしてみてください!

 

入社当初、レクリエーションの企画や人前に立って話すことは得意だと思っていませんでしたが、経験して初めて「自分はこれが得意なんだ!」と気付きました。

介護をやろうと思って会社に入ったわけですが、始めはざっくりとしたイメージでしかありませんでした。今は、社会福祉士を目指しながら、デイサービス・レクリエーション・イベントの企画や運営に深く携わっています。ご入居者様に対し、いい時間(とき)や豊かな時間(とき)、心地よい時間(とき)をご提供していきたいと思っています。できる事を少しずつ増やしていく事が、最近の楽しみです。

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