2024.12.19

なぜ有休をとってまで会社の行事に参加するのか?
陰キャと陽キャのあいだ~陰キャ編~

まったくもって意味が分からない。なぜ平日に有休を取ってまで、職場の人間とBBQをしなければならないのか? いや、義務ではないらしい。でも、同調圧力には逆らえない。あー、適当に断れば良かった。当日、体調不良ってことにする?

BBQ集合写真
シマ報 > なぜ有休をとってまで会社の行事に参加するのか?
陰キャと陽キャのあいだ~陰キャ編~
Summary
  1. 陰キャな私のプロフィール
  2. 前日は後悔の嵐
  3. 当日は悟りを開く
  4. 陰キャと陽キャのあいだ

陰キャな私のプロフィール

社歴・・・・・2011年11月入社

仕事内容・・・DTPオペレーター、ときどき広報

MBTI・・・・ちょっと何言ってるか分からない

好きな言葉・・棚から牡丹餅

陽キャと陰キャ

<左:陽キャ代表(こちらの記事を参照)、右:筆者>

 

入社して早13年。未だに社風に馴染めずにいる“こじらせ中高年”である。よく「陰キャだよね」と言われるが、簡単に人をカテゴライズするのはいかがなものか。人間、そんな単純じゃぁないじゃろー!(怒)おっと失礼、うっかり広島弁が・・・・・・

前日は後悔の嵐

毎年恒例のバーベキュー(以下BBQ)。社内行事が多いシマダグループの中でも、特にビッグなイベントだ。ちなみに私が過去に参加したのは、入社1年目の1度きりである。

 

だのになぜ、今年は参加することにしたのか?

それは、私が現在、産休中のチームメンバーの代打として広報業務の一部を担っており、社内行事の取材も任務だからである。

業務、だのに「有休申請する」という矛盾。(だのになぜ、君は行くのか?)

 

そう、シマダグループの社内行事は平日であっても「休日扱い」なのだ!参加者はシフト調整してその日を休日にする、もしくは有休を取ることになる。(新卒や中途入社の社員も参加しやすいよう、入社時にはイベント休暇が付与される。)

 

ただし、参加費は無料。BBQ会場に用意された新鮮な食材と大量のアルコールは、食べ放題飲み放題! 勤務外だから、無礼講で思いっきりはっちゃけてOKである。(たぶん。)

アンケート円グラフ

 

社内アンケートによると、意外にも「参加したい」人の割合が圧倒的に多い。本音かどうかは疑わしくもあるが。

 

ちなみに「正直苦手」と回答した人の中で「苦手だけど参加している」人たちにその理由を聞いたところ、
● 幹事が時間をかけて準備してくれたイベントだから(58.3%)

● 「行きたくない」「行けない」と言いづらいから(58.3%)

● 参加することによってグループ内のキャリアにメリットを感じているから(41.7%)

● 貴重な情報元だから(41.7%)

● その他(8.3%)

 

となっている。(複数回答可)

 

腹黒い上昇志向の強い人もいれば、優しい人もいる。

“行事が苦手な人”の中にも、思考の異なる様々なタイプが存在するのである。

 

そして、この中のひとり、「行きたくない」と言えなかった私は、

開催前夜、「角の立たないドタキャンの言い訳」を検索しながら、雨の予報に一縷の望みを託していたのである。(ゴメンよ、幹事さん><)

当日は悟りを開く

私の邪念など、神に一蹴されたらしい。幹事の頑張りが天に届き、心配された雨は回避。多少肌寒くはあるものの、BBQには程よい天気となった。
大人なんだから、行くからには楽しんでる風を装わなくては。そう思うと、行く前から心身ともに疲弊してしまう。

 

 

ちなみに、会場まではバスが手配されており、乗車ポイントの選択肢がいくつか用意されていた。(アリガとね、幹事さん!)

 

1.会社から現地までバス

2.横浜駅から現地までバス

3.三崎口駅から現地までバス

 

可能な限り集団行動を避けたい私は、もちろん現地集合、現地解散。・・・といきたいところだが、最寄り駅から会場となるビーチまではかなり遠いようなので、致し方無く三崎口駅からバスを利用。

 

会場に着くと、幹事を筆頭に有志のイベントスタッフたちがお出迎え!

美しい景色もさることながら、彼らの笑顔に癒される、意外とピュアな私。

BBQの様子_1

 

サックス奏者の三四郎さん、DJのZEN-LA-ROCK さんなどをゲストに迎え、もはやBBQと言うより野外フェス状態。

ノリノリの音楽、そして贅沢な魚介と豊富なアルコールに、みんなのテンションはダダ上がり↑↑↑

思わず、私のチャクラも開眼してしまったようである。

 

BBQの様子_2

 

当日の様子はこちらの記事もチェケラッチョ!
海辺BBQでLet’s Dance♪ 陰キャと陽キャのあいだ~陽キャ編~

陰キャと陽キャのあいだ

少年の瞳を持つ爽やかな中年、某グループ会社のS社長が、私に言った。

「こういうの苦手じゃなかったっけ? 」

「社員旅行も来てたしさぁ、なんか最近大人になったよね~」

 

フフフ。何も分かってませんな、社長。私は大人になったのでは無く、子供の心を取り戻したのですよ!

 

そう、この会場にいるパリピな面々は皆、無邪気な子供なのである。今ここにある“いい時間”を素直に楽しむ彼らの姿は、波にきらめく太陽よりも眩しいではないか!?

乾杯イメージ

 

サンキュー、エブリバディ!

パリピな仲間たちに感謝しつつ、これからは、陰でも陽でもなく、「中庸であろう」と決意したのだった。

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