2026.02.10

セキュリティカード事件簿
~シマダグループでほんとにあった怖い話~

本社に入るためのセキュリティカード。これさえあれば安心――のはずが、ある日突然“事件”は起きた。

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~シマダグループでほんとにあった怖い話~
Summary
  1. 命の次に大切なもの?
  2. 【証言1】人事部・X
  3. 【証言2】ビジョナリー企画部・Y
  4. 【証言3】シマダリビングパートナーズ・Z
  5. 本当に怖いもの
  6. 編集後記
  7. 音声はコチラ

命の次に大切なもの?

音声はコチラ

会社のセキュリティカードは、オフィスワーカーにとってパスポートのようなものだ。

ただひとつ、両者には決定的に違う点がある。
それは――「出られる」ということ

旅行者のパスポートは、忘れたら出国すらできない。
一方で会社のセキュリティカードは、
出られるけれど、入れない。

この仕様こそが、最大の落とし穴なのだ。

今回は、シマダグループ本社でほんとにあった
「セキュリティカードにまつわるやらかし事件簿」をお届けする。

ひとまず、セキュリティカードの発行や管理を担当する人事部Xに話を聞いてみよう。

 

本社オフィス入口のセキュリティカードリーダー

【証言1】人事部・X

「セキュリティカードの話ですか。正直、うんざりしています。

どこかに忘れたとか、失くしたとか言って人事に駆け込んでくる人がまれにいますが、内心かなりイラッとしていますよ(笑)。しかも失くす人って『再犯率』が高いし。

社会人として最低限の心がけとして、これからシマダグループに入る人にも、今いる人にも読んでもらいたいので、まずは私も巻き込まれた“あの人”のやらかし話を聞いてみてください。」

 

【証言2】ビジョナリー企画部・Y

「私の黒歴史を公開するわけですね……わかりました。

私自身もここで打ち明けて成仏させたいので話します。

 

あれは数カ月前。

その日はオンライン面談が長引いて、夜遅くまでオフィスにいました。

といってもデスクにいたわけではなく、フォーンブースにいたんです。

あそこはオフィスの入口から完全に死角なんですよ。それがすべての始まりでした。」

 

Yは話し出した。一体なにが起こったというのか。

 

「22時半を過ぎたころ、さあ帰ろうと思い本社入口のドアを開けようとした途端、

けたたましいサイレンが鳴り始めたんです!

誰もいないオフィスに響く大音量。寿命が縮まる思いでした。

 

焦りに焦って、どうすることもできないまま数分後。

セコムの方が駆けつけてきました。

さらに警察にも通報が入り、私服警官までやってきて……

気分は完全に犯罪者でした。」

 

※ここが事件現場のフォーンブース

 

そもそも、なぜこのような事態になったのだろうか。

 

実は本社ビルでは、

最後にオフィスを出る社員が、セコムの端末でセキュリティカードを使って施錠する決まりになっている。

その日、Yの前に退社した社員が自分を“最後の一人”だと思い込み、ロックをかけてしまったことが原因だった。

 

結局、Yが会社に閉じ込められたことで、

冒頭に登場した人事部Xに警察から電話がいってしまった。

「シマダグループにYさんという方はいますか?」

日付も変わろうかという深い時間に警察からの着信という、とんだ迷惑をこうむったX。

 

「あのあと、しばらくXさんとは気まずかったです。」

反省したYは、

「夜遅くのフォーンブース作業は二度としない」と心に誓ったそうだ。

 

「私の赤っ恥話はもうこれくらいで勘弁してください。

でも”もっといい話”を知ってるんですよ。

シマダリビングパートナーズのあの人に聞いてみてください。」

 

【証言3】シマダリビングパートナーズ・Z

 

「えっ、Yさんからの推薦?

……あまり思い出したくない話ですが、シマダのためなら話します。」

 

そう言って渋々自身のエピソードを話し始めたのは、

シマダリビングパートナーズのZだ。

彼女はシマ報編集部にも在籍しているため、シマ報のためならと身を削ってくれた。

 

「10年以上前の大晦日のことです。

やり残した仕事を片付けるため、オフィスに私一人だけ出社していました。」

 

そこで事件は発生した。

 

トイレに行ったときに、セキュリティカードをデスクに置いてきてしまったんです。

 

――詰んだ。

14階のオフィス入口。

カードがなければ、指一本入る隙もない。

廊下に締め出されたZ。

屋内なのに、心なしか寒い。

年の瀬の寒さと孤独が身に染みてくる。

 

静まり返った廊下

 

「でも、運が良かったことに、スマホを持って出ていたんです!」

何という不幸中の幸い。

スマホもオフィス内に置き忘れたときのことを考えると背筋が寒くなる。本当に良かった。

 

「そのときちょうど業務のやり取りをしていた介護事業部のNさんに連絡して、

申し訳なかったんですが……オフィスまで来てもらいました。

そして彼のセキュリティカードでやっと中に入れました。

Nさんに後光が差して見えました。」

 

まさかNも、一年の最後の日にオフィスに呼び出されるとは想像もしなかっただろう。

 

「当時私は結婚したばかりだったので、そのあと夫(シマダグループの社員)も交えて、Nさんと焼肉を食べました。

もちろん私たちのおごりです。Nさんには感謝してもしきれません。」

 

本当に怖いもの

ここまで話を聞いてきて思った。

いちばん怖いのは、
失敗そのものではない。

困ったときに、助けてくれる人がいないことだ。

 

幸いシマダグループには、緊急事態に駆けつけてくれる仲間がいる。

失敗を助け、笑い話に変えてくれる存在がいる。

 

これを読んでいるあなたも、
明日やらかす側になるかもしれないし、
誰かを助ける側になるかもしれない。

ひとつだけ言えるのは――

セキュリティカードは、首から下げておくこと。

編集後記

さて、シマダグループの「セキュリティカード事件簿」、いかがでしたか?

もしかするとあなた自身にも、 誰にも話していない「ヒヤッ」とした瞬間があるかもしれません。

隣に同僚がいたら、そっと打ち明けてみてください。

「実は私も……」なんて、意外なカミングアウトが返ってくるかもしれませんね。

音声はコチラ

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