毎月使ったら必ずやらなければいけないもの。なんでこうも、毎月大変なのでしょうか。(めんどくさいのか。。)
それは
経費の申請!!!
筆者が最も苦手とするもの。なので、経理。というお仕事ができる人たちのことを、筆者はいつも憧れの目で見ているのです。
そんな経理部の若手。トランペット奏者で多才な才能の持ち主、柿本さんのお話です。
~自己紹介枠~
シマダグループに入って約1年半、ホテル事業部の経理を担当しています。普段は旅行大好き、あと、部活動ではまって以来、働き始めてからも趣味でトランペットを吹いています。
旅行で大自然に囲まれたり、楽器の演奏では、みんなと協力して演奏がうまくいったときの高揚感や、音を出してスカッとする瞬間が好きです。
しかし。コロナ禍での活動が非常に難しく、そんな時は、スマホに保存されている過去の旅行写真で癒される日々です。
旅行の写真です
さて、みなさまが業務で経理と関わる瞬間、ぱっと思いつくのは、経費の精算ではないでしょうか。
ということで、今回は、経理の舞台裏(?)をお届けいたします。
皆さんが一度は心の中で叫んだ(!)かもしれない、
「なぜ経理はあんなに細かいことを聞いてくるのか?」
このギモンに答えられるのかは定かではありませんが、皆さんの経費帳が届いてから何をしているのか?をご紹介したいと思います。
<毎月10日~18日ごろ>
毎月10日締めで経理に届くみなさまの申請書。所属長の承認後、経理に届きます。
経理担当は、細かい部分をチェックしています。
例えば、こういったレシート。
レシートです
細かいですが、上側は、消費税額が10%ではないです。
(総額÷1.1)×10% が記載の税額と一致していませんね。
下側は、食材(8%)+ビニール袋(10%)ですね。(この時点で、筆者は目がチカチカしてくるのですが)
ちなみに、会社が納める消費税は、
お客様から預かった消費税 ー 会社が支払った消費税 = 納税額
ざっくりとこういった流れになっています。
つるかめ算です
(消費税が10%と8%に分かれるようになって、つるかめ算にそっくりだなぁ、と思っています)
・・・と、消費税の話ばかりしておりますが、
購入1つあたりの価格(単価によって、計上科目が違います)や 原価なのか??消耗品なのか?? 等々を確認しています。中にはレシートや領収書では判断できないものもあり、注文明細などを追加で確認させていただくこともあります。
<毎月18日~25日ごろ>
各担当のチェックが終了したら、決裁です。
グループ全体の経費帳を集めると、ボックスからあふれそうなほどに。
<毎月25日~月末1日前>
決裁後は、支払い確定のメールを送る
⇒ 銀行へ一括振込の依頼
⇒入金 となります
チェックOK?
経理にいるとお客様と直接やりとりする機会はとても少ないです。
ひたすら数字とにらめっこをしながら、月末の支払い、納税はいつまで、etc..
対外的な期限が決まっているのが特徴かもしれません。決して期限は待ってくれないのです。
最後に、この場をお借りしまして、、
「決算月は翌月へ持ち越しできません!!」
経費帳はお忘れなく。(経理担当として、最大の、心の叫び、かもしれません)
本当に本当に、、、毎月の経費帳チェック、経理部のみなさまお疲れ様です!
経理の裏側でとても印象的だったのは、この一言。
「経費帳を見てると、その人の性格や営業スタイルなど、人間模様も見えたりするんですよ」そこで一句!
君の名は。 見れば分かる 経費帳
ひぇ~。この人、「毎月ギリギリに経費出してくるな。」とか、「項目適当だな。」とか
経費帳から細かい人間性までバレてしまうようなので、皆さんも気をつけましょうね。