2025.12.16

「私の就活はChatGPT」
AIがシマダを推した理由とは?

みなさんは就活の際、どのように会社を探しましたか?「求人サイト」や「エージェント」?今回、シマダグループに入社したデザイン職の社員の答えは、「ChatGPT」でした。“AI就活”で、なぜシマダグループに辿り着いたのか、そのリアルな経緯についてインタビューしました。

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AIがシマダを推した理由とは?
Summary
  1. きっかけは「募集終了」
  2. 有名N社、B社…そしてシマダ
  3. ホームページが決め手に
  4. AIはどんな情報を判断して会社を紹介?
  5. 外からの視線が教えてくれたこと

きっかけは「募集終了」

—— なぜChatGPTで就活をしようと思ったのですか?

 

就職活動を始めた当初は、
デザインの仕事に特化した求人サイトを中心に、会社探しをしていました。

空間デザインやインテリア、ブランドづくりに関われる仕事。
これまでの飲食業界での経験も活かせるような環境。
そんな条件で求人を見ていく中で、
「ここはいいかもしれない」と感じる会社(以下、B社)がありました。

ところが、詳しく調べてみると、
そのB社はすでに募集を終了していることがわかりました。

「似たような考え方の会社は、他にもあるのだろうか」

そう思い、
類似企業を探す手段として使ったのが、ChatGPTでした。


「B社みたいな企業はないの?」

そんな少し曖昧な思いを、そのまま言葉にして投げかけたのが、
AI就活のはじまりでした。

 

彼女が希望していたのは、次のような働き方でした。

 

・空間デザインやインテリアに関われる
・インハウスデザイナーとして働ける
・飲食業界でのデザイン経験を活かしたい
・でも、飲食“だけ”ではなく、他の領域にも関われる
・世界観やストーリーを大切にしている会社

 

「求人サイトだと、どこの条件を全部満たす会社は、検索では見つけられませんでした」

 

そこでもChatGPTを駆使。

相談を重ねていったということです。

有名N社、B社…そしてシマダ

—— ChatGPTからは、どんな会社が出てきましたか?

 

「様々な企業とオススメポイントが提案される中、規模感などを踏まえてAIに何度も相談を重ねました。

すると、特に気になる企業が出てきました。N社とシマダグループです。」

 

空間デザインや世界観づくりに強い企業として、彼女自身も納得できるラインナップだったと言います。その流れで“類似企業”として紹介されたのがシマダグループでした。

 

 

「正直、最初は名前を知らなかったのですが、『ホテル・飲食・住宅などを横断して、世界観をつくっている企業』と説明されていて、すごく気になったんです」

 

飲食の経験を活かしながら、空間・インテリア・ブランドづくりに関われる。しかも、インハウスで。

 

「この条件、AIじゃなかったら出会っていなかったと思います」

ホームページが決め手に

—— 実際にシマダグループのどこに惹かれましたか?

 

「ホームページを見て、まず感じたのが“事業が多いのに、ちゃんと一本の軸がある”ということでした」

 

ホテル、飲食、住宅、福祉、酒蔵。一見すると幅広い事業ですが、どの事業でも意識しているのは“場づくり”“暮らし”“体験価値”という考え方。

 

シマダグループのホームページ

 

「空間デザインやインテリアも、ただ見た目がきれいなだけではなくて、ちゃんとストーリーがある。“世界観をつくる会社”なんだと感じました」

 

さらに、デザインを内製している点も大きな魅力でした。

「外注ではなく、社内でデザインを担っているからこそ、空間もグラフィックも、ブランド全体を見ながら関われる。それがすごく魅力的でした」

 

そんな情報収集の旅を経て、ホームページのフォームから直接応募に至りました。

AIはどんな情報を判断して会社を紹介?

今回の話をきっかけに「AIに見つけられる会社とは何か?」をChatGPTに聞いてみました。例えば、ChatGPTが企業を推薦するとき、特に強く参照しているのは次のような情報だということです。

 

・公式ホームページの事業紹介・理念・ストーリー
・求人票に書かれた仕事内容や価値観
・オウンドメディアの記事(プロジェクトの背景や思想)
・プレスリリースや第三者メディアの記事

 

重要なのは、複数の場所で一貫した言葉が使われていること。たとえばシマダグループの場合、

 

•    「世界観を大切にしている」
•    「空間デザイン・インテリアに力を入れている」
•    「多角事業をデザインでつないでいる」
•    「地域や暮らしに根ざした事業をしている」

 

こうした言葉が、ホームページや求人票、シマ報、プレスリリースなどに数多く見られたこと。
そして、グッドデザイン賞の12年連続受賞が、デザイン職の募集において表示されていたこと。
それらが、ChatGPTから見たときに「特徴のはっきりした会社」として認識される要因になっていたようです。

外からの視線が教えてくれたこと

今回、AI就活でシマダに辿り着いた、という話を聞き、 私たちも

 

「外からはこんなふうに見えていたのか」

「こうした企業の類似企業と認識されているのか」

 

と、あらためて気づかされることが多くありました。

 

様々なツールで少しずつ言葉にしてきた
日々の事業やデザイン、場づくりについて、
感じていることや考えていること。

それが、AIを通じてたまたま彼女の目に留まったのかもしれません。

 

ただ、これからも、 誰かに見つけてもらうために無理に飾るのではなく、引き続き 私たちらしく、やっていることや大切にしていることを、 丁寧に伝えていけたらと思います。

 

言葉にしてきたことが、思いがけず誰かに届いていた——そんな出来事でした。

 

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