2026.04.07

余裕がない時こそ、ホテルのアフタヌーンティーを。

忙しい毎日の中で、自分のことはつい後回しになりがち。せかせかした日々を過ごす中で、 久しぶりに足を運んだグループホテル。そこで過ごしたアフタヌーンティーの時間は、想像以上に心に残るものでした。

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Summary
  1. なぜ私に「アフタヌーンティー」が
    必要だったのか
  2. 六本木駅から徒歩 8 分の別世界。再会の笑顔とユニフォームに込めた思い
  3. COCONOMA の魔法。バーカウンターで一瞬、日常の忙しさを忘れる
  4. 五感で味わう苺づくし。ソムリエが運ぶ特別な時間
  5. 人の気持ちを動かすのはやはり人
  6. 音声はコチラ

なぜ私に「アフタヌーンティー」が
必要だったのか

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1881 年に出版された小説『ある貴婦人の肖像』で、作家ヘンリー・ジェームズは「人生において、アフタヌーンティーという儀式に捧げる時間ほど心地よいものはない」と書いている。
この言葉の意味って、アフタヌーンティーは単に紅茶やケーキを食べることではなく、「日々の忙しさから離れ、ゆったりとした優雅なひとときを持つことが、精神的な豊かさや安らぎをもたらす最高のリフレッシュである」ということではないのかなぁと思う。

 

最近、私自身余裕がない自覚があるし、そんな時こそアフタヌーンティーの時間を設けるべきじゃない?そう思って過去に広報が配信したプレスリリースを眺めていた。そこで目に留まったのは、

苺、苺、そして苺。苺づくしの期間限定アフタヌーンティー

 

思わず二度見したくなるほど、苺の主張が強いですね、とても。
リリースの配信元はホテル&レジデンス六本木。このホテルは、私が広報に異動するまで入社後 7 年間勤めていた場所。まずは自分のホームともいえる、このホテルに行ってみよう。ちょうど撮影の予定もあったため、「せっかくだし、アフタヌーンティーも体験しようよ」と、新しくチームの仲間になったスタッフを誘ってみた。

六本木駅から徒歩 8 分の別世界。再会の笑顔とユニフォームに込めた思い

育休明け復帰したばかりで、久しぶりの六本木。入社してから毎日通っていたこの街の空気は、やはり刺激にあふれている。
約 8 分歩くとホテルに到着。外から見えるラウンジや植栽、アートはそれだけで街を彩る美術館のよう。

 

久々の来館なので若干緊張しながらフロントであいさつをしようと思ったら、「おひさしぶりですー!」と先にウェルカムな笑顔で迎えてくれた支配人。さすがである。

スタッフはみんなフレンドリーで壁を感じない。

 

 

ちなみに、スタッフは 2024 年にリニューアルされたユニフォームを着用していた。もともと私はこのユニフォームを作るプロジェクトに関わっていて、

「この素材なら動きやすいかな?」「ポイントカラーの赤を入れたい」「フロントのボタンはあえて違うものにしよう!」

などと議論した日々を思い出した。実際に現場でそのユニフォームが形になって、スマートに動くスタッフの姿に胸が熱くなった。

【ホテル&レジデンス六本木】12 周年を節目に制服をリニューアル

 

 

COCONOMA の魔法。バーカウンターで一瞬、日常の忙しさを忘れる

ホテルフロントをそのまま進むと、Bar & Restaurant COCONOMA(以下、COCONOMA)。
アフタヌーンティーはここで楽しめる。店に入ってすぐに目に入るのは大きなバーカウンター。「どうぞ」と促されて、バータイムじゃないけど座らせてもらった。それだけで背筋がシャンとする。
日頃子育てに追われて、バーとは無縁の生活をしている私。この写真だけ見たら、前夜に子どもの夜泣きで格闘していたことなんて、誰も気づかないはず(笑)。非日常だけど心地よい空間で、いつか本当にここでカクテルを飲みたいなと思った。

 

 

COCONOMA は、大きなバーカウンターの他に、緑あふれるカフェスペース、ゆったりとしたダイニング、靴を脱いで上がる小上がりの 3 つのゾーンに分かれている。
COCONOMA は漢字で書くと「九間」。九間とは、「3 間×3 間(約 5.4m 四方、約 18 畳)」の広さで、日本人が古くから心地よいと感じる“ちょうど良い空間”を意味していて、1人でも孤独感なく、大勢でも狭くない、絶妙な距離感が保てる空間の単位らしい。建築士がこだわった部分。だから COCONOMA は「心地よい」んだろうな。

 

COCONOMA 小上がり

 

五感で味わう苺づくし。ソムリエが運ぶ特別な時間

アフタヌーンティーで案内されたのは小上がりのスペース。窓から西麻布の街を眺めると、それだけで特別な時間が始まりそう。とワクワクしてくる。ドリンクは定番の 10 種類と、限定の「桜香るロイヤルミルクティー」と「ショコラベリー」
の 2 種類。限定ドリンクもおかわり自由で、運ばれてきた瞬間に思わず声が出たほどかわいい。

「ショコラベリー」と奥に見えるのが「桜香るロイヤルミルクティー」

 

そうこうしていたら、ついに苺づくしのアフタヌーンティーが運ばれてきた!以前は宝石箱のような BOX に入っているスタイルだったけど、昨年から 3 段に変わって、やはり高さがあると迫力が違う。

 

柔らかな笑顔でスタッフがひとつひとつ丁寧に説明してくれた。

 

あまりの豪華さに、キャーキャー言いながら、写真を撮りながら、食べないといけない。とても忙しい。
苺をふんだんに使ったケーキやスイーツはキラキラとした宝石のようだし、スコーンもしっとりとしていて飽きない。セイボリー(甘くない軽食メニュー)のクロワッサンとカマンベールのホットサンドや、トリュフ香るフレンチフライもぺろりだ。

 

 

 

「ドリンクのおかわりはいかがですか?」と、声をかけてくれたアシスタントマネージャーの胸元には、ソムリエ資格を示すブドウのブローチ。彼女はグループホテルの女性スタッフで初めて、ソムリエの資格を取ったらしい!

 

 

さらに、料理長もソムリエ資格を取得したという。料理だけでなく、ワインとのペアリングまでできるシェフ。「自分の職域の壁を決めつけない」挑戦は、きっと別の誰かの明日を照らす光になりそう。2人ともかっこよすぎではないですか。。。
気づけばあっという間に 2 時間が経過していた。
アフタヌーンティーのメニュー

 

この COCONOMA のアフタヌーンティーは、OZ mall AWARDS の口コミ年間ランキング(2026)で、東京・横浜エリア第 7 位を取ったらしい。その結果に納得するほど、スタッフはゲストが何かを求める一歩手前で声をかけてくれる。目線が行き届いていて、ゲストにストレスを与えない接客。その余韻と洗練された COCONOMA の空間は、心を豊かにしてくれる。

 

人の気持ちを動かすのはやはり人

大満足で帰ろうとしたところ、ホテルフロント近くの物販が目に入った。
「ぜひ見ていってください!」
と声をかけられ、少しだけ見るつもりだった……だけど、5 秒後には桜のピアスを購入していた。なぜなら、とても繊細で美しかったから。アクセサリーは、ひとつひとつが職人の手作りらしい。

海外のお客様が多いホテルだからこそ、日本らしいものを、そしてホテルのことを思い出を持ち帰れるようにと、スタッフ自らがセレクトしたこだわりのお土産が並んでいた。

 

「また来てくださいねー!」そう声をかけてくれたのは以前から長く働いているスタッフ。久しぶりの再会に思わずハイタッチした。

 

 

忙しい日々は変わらないし、毎日を一生懸命に過ごしていると、自分のことはつい後回しになってしまいがち。でも、たまには自分を「ゲスト」として扱い、プロの魔法に身を委ねる時間も必要だなぁと実感した。心を整えるような、そんな「いい時間」を、これからも大切にしていきたい。

 

これからも私は、購入した桜のピアスを見るたびに、苺づくしのアフタヌーンティーのおいしさと、スタッフの温かなホスピタリティを思い出すだろうな。そんなことを思いながら、六本木を後にした。

 

音声はコチラ

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【stand.fm #27 余裕がない時こそ ホテルアフタヌーンティーを。

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