宅地建物取引士とは?
宅地建物取引士(たくちたてものとりひきし)とは、宅地建物取引業法に基づき定められている国家資格者。宅地建物取引業者(一般に不動産会社)が行う、宅地又は建物の売買、交換又は貸借の取引に対して、購入者等の利益の保護及び円滑な宅地又は建物の流通に資するよう、公正かつ誠実に法に定める事務(重要事項の説明等)を行う、不動産取引法務の専門家である。Wikipediaより
毎年20万人程度受験をして合格率は13%から17%台を推移しており、
ユー〇ャンでは300から350時間の勉強が必要とある。
誤解をおそれずに言うのであれば司法試験などに比べ
頑張れば何とか取得できる資格である。
この「頑張れば」というのは社会人になるとなかなか難しい。
マージャンや合コンに明け暮れ、比較的時間に余裕があった学生時代に比べ、社会人にもなると仕事、家庭、趣味と様々なものに時間を取られる。
そんな中で毎日勉強するというのは結構大変な事だ。
誤解を恐れずに言おう
「限られた時間を効率よく使う」という、小さい頃よく学校の先生に言われた事は仕事にも共通する。
宅地建物取引士を勉強し合格する事は仕事を効率よくこなすことに、相通じる=「仕事ができる」というのが弊社の考え方。
不動産部門だけではなく介護、ホテル、飲食など様々な部署がある弊社には100人近くの宅地建物取引士の有資格者がいる。不動産に関わる人間はもちろんの事「宅建士の介護士」「宅建士のホテルマン」「宅建士の人事企画担当」「宅建士のグリーンマネージャー」「宅建士の経理」等、様々な宅建士が存在する。
こちらも誤解を恐れずに言うのであれば 宅建資格は持っている事が普通であり、運転免許証と同じ。合格する事は昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わりはない。
すいません、言いすぎました。
未合格のドラマ
長い歴史の中では色々なドラマもある。
・模試の成績が良くなく上長から「明日から会社こなくていいよ」と言われ2ヶ月間勉強に専念した
・試験後、上司と一緒に自己採点をしたら「×」が続き具合悪くなり倒れた
・7回目のチャレンジで合格し、嬉しさのあまり毎日合格証書を持ち歩き、お祝いの飲み会で酔っ払いそれを失くし、挙句の果てに取引士登録を忘れ、会社に始末書を提出した
一部ハリウッドザコシショウのモノマネなみに誇張した部分はあるが概ね真実だ。
さて、この宅地建物取引士、弊社では(合格すれば資格取得一時金がでるが)受験をして合格しなくても別に何もない。厳しい会社では叱責され異動とか、減給なんて話も聞かないではないが(繰り返すが)弊社では特に何もない。
その代わり試験に受からなかった事を「不合格」ではなく「未合格」と呼んでいる。
「『不』という失敗した人」ではなく「『未』という今は合格していなくてもいずれは合格する人」という意味だ。
だから弊社には不合格者は一人もいない。
合格しようとしまいと明日はやってくるし、仕事は続いていく。
ほんの少しの口惜しさと負けん気と合格によって自身の未来の選択肢が広がっていく事を知っているのであれば、きっとそのうち結果はついてくるのだから。