同族企業を侮らないで
さて、シマ報をご覧の方はシマダグループにご興味を頂いた皆様かと。
どうもありがとうございます。
この会社シマダグループというくらいですから当然 「島田さん」が創業者です。
そして、今も「島田さん」は偉い人が多いです。
シマダハウスの由来については
https://shimadahouse.co.jp/shimaho-archive/2924/
「お米のDNAお米をめぐる物語」をご覧ください。
「なーんだ同族企業か」と思ったあなた。同族企業を馬鹿にしてはいけません。
トヨタ自動車(豊田家)、サントリー(鳥井・佐治家)、キッコーマン(茂木家)パナソニック(松下家)。
錚々たる企業が並んでおり、日本の全上場企業の50%以上が同族企業と言われています。
そもそも同族企業とは 会社の株主の3人以下、並びにこれらと特殊な関係にある個人や法人が議決権の50%超を保有している会社をいいます。具体的には、保有している株式や出資金の合計が、その会社が発行した株式の総数や出資金の半分超に相当している場合です。 上記の「特殊な関係にある個人や法人」とは、以下のとおりです。
1.株主等の親族(配偶者、六親等以内の血族、三親等以内の姻族)
2.株主等と事実上の婚姻関係にある者
3.株主等の使用人
4.株主等から受ける金銭やその他の資産により生計を立てている者
5.株主等並びに株主等と特殊関係のある個人及び法人で他の会社を支配している場合の当該他の会社。なお、支配しているとは、発行済株式又は出資の50%超を所有している他の会社をいう。
当社が同族企業かどうかは一旦おいておいて
2007年に不動産業を主としていたシマダハウス株式会社は分社化をしています。
・シマダハウス株式会社(賃貸不動産運営事業、ホテル運営事業、飲食事業)
・シマダアセットパートナーズ株式会社(収益不動産開発事業、戸建分業事業)
・シマダリビングパートナーズ株式会社(有料老人ホーム、高齢者向け住宅の運営事業)
・タイム・アロー八重山(石垣島ホテル運営事業)
・S.H.ホールディングス株式会社(グループ全体の経営管理)
この分社化にはいくつかの意味があるのですが、一番の理由は
「経営者を増やしたい」との想いがあったこと。
かの松下幸之助氏も経営者目線で働く事を社員に推奨していましたが
当社は「経営者目線」を増やすのではなく「経営者」を増やすという、
もっとシンプルな話。
その後、会社はどんどん増えていきました。
・シマダリファインパートナーズ株式会社(建物管理事業)
・東京トラベルパートナーズ株式会社(介護施設向け旅行サービス)
・吉川醸造株式会社(日本酒醸造、販売)
シマダグループには現在「島田さん」以外にも、6人の社長さんが存在します。
どうです、面白いと思いませんか?
決して同族企業という単純なくくりでは測れない会社なのです。
CEOの一言
ところでシマダグループ内で全体の経営管理を担い経理・人事・総務・広報・ITなどバックヤード部門を管轄するのがS.H.ホールディングス株式会社ですが、名前の由来はお判りでしょうか。
ドラえもんでお馴染みの漫画家 藤子・F・不二雄先生が子供向けのコメディ作品を執筆するかたわら1969年から青年誌などに多くのSF短編を発表しています。藤子先生はSFを S「すこし」F「不思議」な物語と解釈しており、着眼点の面白さや強烈なアイロニー、或いは環境警告的な作品も多く、どれも高いSF性を持ち、本格的なSF作家としての藤子・F・不二雄の名を高める要因となりました。
大人でも読みごたえがある名作ぞろいですので、ぜひお勧めです!
S.H.ホールディングスも創業者が藤子先生ファンという事もあり、この解釈にちなんで
S「すこし」H「変態」な会社
とう意味を込めて名付けられました。
この「変態」はシマダグループが推奨している
メタモルフォーゼ(変態)もかけています。
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すいません、全部今適当に考えました。申し訳ございません。
私が藤子先生を好きなだけです。
まあ普通に考えて、S「シマダ」H「ハウス」ですよね。
メタモルフォーゼ(変態)については
https://shimadahouse.co.jp/shimaho-archive/2925/
「メタモルフォーゼかく語りき」をご覧ください。
こんな適当な事書いて、誤解を招くのもよくないので
会議で某役員が「S.H.ホールディングス」の企業イメージを明確にするべく
「シマダグループ株式会社」への名称変更を提唱したところ
C「ちょっと」 E「えらい」 O「おじさん」が、「いいよ」とあっさり一言。
まるで、ジャニー喜多川氏の「YOU、やっちゃいなよ」みたいな勢いです。
『人間は失敗で学んだことは忘れないもの。完璧な人間なんて信用できない』という考えから、ジャニー喜多川氏は、タレントには何にでも果敢にチャレンジさせており、それを表した言葉が『YOU、やっちゃいなよ』。『経験から学び、失敗から這い上がれ』というメッセージと言われています。
こういった意思決定の速さも当社の魅力のひとつです。
後方部門の人間は手続きにてんやわんやだったのですが、それはまた別の話。
なにはともあれ、2022年6月1日に
「S.H.ホールディングス株式会社」は「シマダグループ株式会社」に社名変更いたしました。
これまでのご愛顧に感謝いたしますとともに、
今後とも一層のお引立てを賜りますようお願い申し上げます。