世の中にはルールというものが存在します。
しかし、シマダグループには、「メタモルフォーゼ」という冊子があり、
「ルールは少ない方がいい」というページがあります。
ルールに縛られず、柔軟な発想で行動しよう、という事です。
素晴らしいですね。
私が入社した時、入社面接で「ゴルフはやりますか?」と聞かれました。
「ゴルフは国技です」と言われ、「ゴルフとマージャンはやらない」と思っていた私は
ちょっと悩みましたが、「ゴルフだけなら」と前向きに捉えることにしました。
ゴルフは本当に奥が深い。
「心・技・体」が揃わないと良いスコアが出ません。
しかし、「信・疑・耐」の繰り返しです。
上手くいかずに信じていたアドバイスを疑い始め、理想とかけ離れたスコアに耐え続ける。
でも、だからこそ楽しい。ドMなスポーツです。
当時、「どうせ仕事は半人前なんだから、ゴルフだけでも一人前になってみろ」と
ある上司に言われ、仰せの通り、スクールに通って仕事以上に練習しました。
なぜそこまで?と思うかもしれませんが、そこには理由があります。
「120以上打つ奴は人間じゃない、アヒルだ!」ということで、
120以上で一番スコアの悪い人は、皆さんの前で恥かしい姿を披露する、というルールがありました。
言葉通り、アヒルの姿です。
表彰式の後、しばらくの間こんな姿でパーティー会場を盛り上げなければなりません。
沢山の先輩方のあられもない姿を目の当たりにしてきました。
もう何年も前のルールですが、今の時代ならこれは何ハラスメントと言われるのか。。。
このルールには先輩も後輩も関係ありません。まさしく下剋上です。
先輩や上司をアヒルの世界に蹴落としても誰からも怒られません。
日頃厳しく御指導頂いている上司にも、反撃のチャンスです。
勿論、先輩の打ったボールをこっそりOB杭の内側に置きなおすような
バブル時代の接待ゴルフのような小細工も必要ありません。
ゴルフは老若男女、同じルールで楽しめる唯一と言っても良いスポーツです。
1ラウンドすると、8,000歩近く歩くことになります。
芝の上を歩き、風を感じながら18ホール。密にもなりにくいので安心です。
コースによっては、富士山を望みながら楽しめます。
若手社員の参加も増えており、最近はスクールに通わなくてもYouTube等で
沢山のゴルフ動画がアップされていますので、費用をかけずに上手くなる人もいます。
繰り返しますが、ゴルフは「心・技・体」のスポーツです。
永久幹事の私はコンペの進行や表彰式のことが気になって、全く集中出来ません。
日中、コンペの準備で作業していると上司から「仕事しろよ」とイジメられます。
コンペの前日から、情緒不安定です。
そして、アイツにはまだまだ負けない、と思っていた後輩にも、追い越されていきます。
「意外と低い壁でしたね」なんて憎たらしいコメントを聞かされることも多々あります。
「追い越し禁止」というルールがあればいいのに、と何度思ったことか。。。
でも、まともに前に打球が飛ばなかった初心者が上手になるのを見届けるのも悪くない。
と、自分に言い聞かせて、悔しさを乗り越えています。
ということで、
変なしがらみやヨイショも必要のない、シマダグループゴルフ部コンペ。
年齢、性別、役職等の枠を超えて、気持ちよく一緒に芝の上を歩きましょう。
芝の上でカートに乗りながら、
お昼ご飯を食べながら、
様々な情報交換が可能です。
ゴルフから始まる仕事のお付き合いもよくある話です。
皆さん!
優勝トロフィーに名を刻めるように、腕と心を磨きましょう!