常にネガティブなイメージが先行する「介護」の仕事。
そんな時代と逆行するように、僕は20年前から介護という仕事しか考えてなかった。
「だって感謝されるのって、嬉しいやん?人に必要とされると感激するやん?」
逆に感謝されない、必要とされない世界にいたらと考えると、、、、(汗)。
ある偉人も言っている。「人はいつ死ぬと思う?人に忘れられた時さ」と。
だから僕の中心には「介護」がある。
そんな想いで「介護」の世界に飛び込んだ。すべてが順調ではない。
罵声を浴びた事もある
ウ〇コをかけられたこともある
噛まれたこともある。
それでも「介護」の仕事を続けている。
なぜか。
「やっぱり感謝されるって、人に必要とされるって、、、、、最高やん!」
「人手不足」、「虐待」、「3K」(キツイ、クサイ、キタナイ)と言われる業界。
少子高齢化で働き手がどんどんいなくなる現状。
無くならない仕事ランキング上位。
理想と現状が逆行しまくっている。
でも知ってた?
【誰にでも可能性がある】
「介護」ってそんな業界である。いや、世界と言いたい。
つらつらと言葉を並べている僕は【THE・普通の人】。
「介護」の仕事をするまで、介護にまつわる場所に行ったことがない。
もっと遡ると、いじめられっ子で特技も取り柄も自信もなかった元ちびっ子。
そんな僕が隣にいたり、元気よく挨拶したり、寒い日には手をさすったりすると、
お爺ちゃん・お婆ちゃんが喜んでくれた。
その人にとってのスーパーマンになった。そんな面白い世界。
【何もなくていい。普通でいい。】
高齢者の方々が見てるのは人。つまり僕自身だ。
「どうしたら笑顔になってくれるのかな?」
「楽しんでもらうために何が出来る?」
ずっと、ずっと、ずっと考えて動く。いや、動きまくる。
動きまくった先に感謝・笑顔が生まれたら立派なスーパーマン。
先日にはこんなことも。
入居者:「ちょっとええですか」
僕 :「はい、どうされましたでしょうか。」
入居者:「テキパキ動いてはって見ていて気持ちがええですわ。」
僕 :「???(汗)。実は分からないことだらけで聞き回りながら動いているだけなんです。すいません。」
入居者:「一生懸命なんやから良いやない!見ていて気持ちええよ。私は会社を経営していたからそういう人好きよ。」
驚きと感謝の波が脳内に押し寄せてくる。
【誰でも誰かに必要とされる】
それが「介護」という世界。
そんな僕も「介護」を始めて13年。
「介護」という職業柄、「結婚できないんじゃないか」と不安もあった。
でも家庭を持ち、マイホームを買い、子宝にも恵まれて楽しい日々を送っている。
仕事もドタバタ、家もドタバタ、毎日お祭りマンボ。
子供のオムツ交換なんてプロ級!
なんならスキンケアまで出来ちゃうし!
軟膏の種類や効能まで知ってるもんね!
と家で鼻高々。唯一妻に勝てるスペックかもしれない。
もっとたくさんの人にこの世界を知ってほしい。
もっとたくさんの人にバンジージャンプみたいに飛び込んでほしい。
やりたい事や、明確な目標があるヒトの方が少ないんじゃないかと思う。
今の自分が"何者"で"何がしたい"のか。
もしも答えが出ないなら「介護士になる」という選択肢もあること。
【未経験、無資格からでも始められる】
余談ですが有名人でも介護に所縁がある方が、多くいらっしゃる。
【〇ンド〇ィッチマンの〇達さん】※0kcalの人
【E〇ITの〇んたろー。さん】※ポンポーンの人
【〇ギュラーの〇本さん・〇川さん】※あるある探検してる人達
【〇ブングルさん】※いつも悔しがってる人とそれを見守っている人
人を喜ばせるという観点で共通している皆さん。
よーし、今日も動きまくろう。
追記
ぼくは今、新たな一歩を踏み出した。
介護士育成のための、講師という役割。
この世界をもっと広げるために。
一人でも多く「介護士」になってもらうために。
介護職員初任者研修講座「ひばりの学校」開校中。