2023.11.14

リフレッシュ休暇の過ごし方

シマダグループには有給休暇の他に勤続5年ごとに支給されるリフレッシュ休暇なるものが存在する。今回私は粘り強く(楽しく)生き延び、晴れて勤続5年を迎えたため、リフレッシュ休暇6日間が支給された。
さて、どう使おうか。
休暇の使い方は人それぞれ違うものだと思う。家族のため、自分のため、
中には休暇を多く貰っても何もすることがないからいらないという人もいる。最後のは理解し難いな。私のような20代フリーダムは、自分のためだけに時間を使えるので魔法のような制度である。

シマ報 > リフレッシュ休暇の過ごし方
Summary
  1. よし、アメリカ行こう。
  2. 死ぬまでに見たいグランドキャニオン
  3. エンターテイメントの街
  4. ラスベガス 〜カリフォルニア州西海岸での気づき~
  5. 幻想と現実の狭間で
  6. 円安との戦い

よし、アメリカ行こう。

きっかけはものすごく単純且つ偶然訪れた。

大学時代からの友人が、ロサンゼルスに一週間旅行に行くと言ったので、

それじゃあ、私も行きます。

 

それだけだ。

 

学生時代から海外旅行が好きな私は、

まだアメリカには行ったことがなかった。

私のバケットリストに入っていたのである。

バケットリスト=死ぬまでにしたいこと。

死ぬまでに見たいグランドキャニオン

車で5時間のroad trip を経てたどり着いたのは、

世界遺産グランドキャニオンナショナルパーク。

世界最大規模の大峡谷グランドキャニオンは、20億年分の地層が刻まれていると言われている。地球の歴史を知る上で地質学上最も重要な場所である。

 

なんだろうか。

壮大すぎて涙が出そう。

そんな気持ちもあるが、シンプルに寒すぎて感情が忙しい。

エンターテイメントの街

ロサンゼルスから、聞いたことのない名前の国内線に乗って約2時間。
着いたのはアメリカラスベガス。

 

謎だ、謎多き街だ。

 

とにかくネオンとカジノ、音楽が鳴り響くエンターテイメント街。なぜかピラミッド、エッフェル塔、自由の女神があり世界を旅行できるらしい。アメリカの歴史を見ると、この街が生まれた理由がよくわかる。自分がこの街に来た時は何もない土地だったと、楽しそうに誇らしそうに語るタクシードライバーが教えてくれた。

 

ラスベガスでは、本当にこの場所でしか見ることができないショーがある。
知る人ぞ知る、「シルク・ド・ソレイユ」だ。

 

とは言っても、もともと予定していた訳ではなくせっかくラスベガスに来たということで開演の4時間前に勢いで予約した。そしてかなり高額であった。

 

「シルクドソレイユ」とは、
世界が認めるエンターテイメント集団が、人間の可能性を軽く飛び越えたパフォーマンスを見せてくれる。ストーリーは見た人によってそれぞれ解釈されているらしいが、私は夢を見ている感覚であった。2時間近くある公演の中、文字通り途中で夢の世界に入りそうであったが、それはそれでいいかなと思う。

ラスベガス
〜カリフォルニア州西海岸での気づき~

 

煌びやかな世界だが、実際のところ砂漠地帯に囲まれた不思議な場所だった。

国土のほとんど人間が住めない山脈、砂漠。地球の力強さを感じた。

我々人間なんて微生物みたいなもんだな。

 

不思議な世界だったので、

とりあえず砂漠に降り立ってみたら

急に気温40℃越えの灼熱環境。

砂漠なんだから当たり前か。

幻想と現実の狭間で

ハリウッドという街はみんな知っているだろう。

 

アメリカの地名の中でも、世界的に有名な地。
映画好きの私にとっては、この街をハリウッドスター達が歩いたことがあるというだけでテンションが上がるので、とりあえずトムハンクスがつけた足跡に自分の足を重ねてみた。

 

アメリカの治安は日本の数十倍危険と言われているが、確かに街行く人達は常軌を逸したホームレスやなんだか奇声を発してる人も多い。カリフォルニア州では合法であるマリファナの香りが漂う。思い描く夢の世界と現実を目の当たりにした街だった。それもまた面白い。

 

 

円安との戦い

アメリカ国内の急激なインフレと、円安のおかげで日本からアメリカ旅行をする人は今少ないらしい。

 

水は4ドル599円

ホットドッグ6ドル898円

バーガーセット23ドル3,445円

 

 

レストランでちょっとしたお肉とサラダ、マカロニチーズを頼んだらなんと2万円近くした。そんなことは予想ができていたので、食費はなるべくかけないように、日本から持参したお米とお味噌汁でできるだけ過ごした。

 

 


日々の生活を送る中で、20億年前の地層を見ることも、砂漠を肌で感じることもない。その時にその場所でしか体験することができない。当たり前の日常であるほど忘れゆくのであれば、単発的でも記憶に残る時間を過ごしたほうがよっぽど良いなと改めて感じることができた。

 

人それぞれ休暇の使い方があると思う。

新卒として入社をして5年。

まだまだ人生これから。

未経験のことばかり。

バケットリストから項目を一つ消して、次は何を経験しに行こうかな。

 

これが私の、リフレッシュ休暇の過ごし方。

 

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