はじめに
「今日も1日が終わった」
と、流れゆく月日の早さに恐怖を覚えつつ、
ネガティブ思考に陥るのは5月病のせいだ。
※完全に個人的見解です。
「身も心もそして財布も潤いたい!」と思いながら、将来への不安や焦りを感じているのは僕だけでしょうか。
「自分のキャリアプラン」
「住宅ローンの支払い」
「子供達の将来について」
「妻とのセカンドライフ」
「親の介護」
「ん? 親の介護?まあその時に考えよう。」
※相席食堂より
「自分の身内に介護が必要となってからでは遅いんですよ!」
と言っている僕は身内の介護はしたことが無いです。(説得力が皆無)
それでも介護業界で働いて知った事、気を付けなければ!と思った事は沢山ある。
- 日本は「超高齢社会」のため簡単に施設に入れるわけではない。
- 様々な種類の介護施設やサービスがある。
- それぞれ入居条件や費用などが異なる。
- 介護の知識を得ないと、理想と違う施設に入ってしまう可能性もある。
※「超高齢社会」
65歳以上の人口割合が全人口の21%を占めている社会を指す。このような社会となっている国は「日本」だけであり、前例がない。
日本は「超高齢社会」のため簡単に施設に入れるわけではない
施設探しは家探しと同じでご縁です。なので気に入った施設と出会えるかどうかも運頼み。ラッキーな事に良い施設と出会えたとしても、定員がいっぱいで入居が今は出来ない!なんてこともあります。特に費用が比較的安い「特別養護老人ホーム」は「入居待ち」、「待機待ち」なんてワードで一時期世間でも話題になりましたね。
様々な種類の介護施設やサービスがある
・介護付き有料老人ホーム
・住宅型有料老人ホーム
・サービス付き高齢者向け住宅(通称:サ高住)
・特別養護老人ホーム(通称:特養)
・グループホーム
他にもまだありますが代表的な施設としてはこういった種類があります。
勿論、サービス内容も異なります。
それぞれ入居条件や費用などが異なる
介護付き有料老人ホーム
【入居条件】
・介護専用型(要介護の方のみ)、
混合型(自立~要介護の方)、
自立型(入居時に自立である)
という3種類のタイプがあります。
・看護師が常駐しているため、比較的割高。
住宅型有料老人ホーム
【入居条件】
・原則60歳以上
※運営元によっては60歳未満でも要支援または要介護認定を所持していれば入居可能な場合もあります。
・自立~要介護の方まで入居できる。
※運営元によって異なる場合があります。
サービス付き高齢者向け住宅(通称:サ高住)
【入居条件】
・原則60歳以上
※運営元によっては60歳未満でも要支援または要介護認定を所持していれば入居可能な場合もあります。
・自立~要介護の方まで入居できる。
※運営元によって入居条件が異なる場合があります。
特別養護老人ホーム(通称:特養)
【入居条件】
・原則65歳以上、要介護3以上
※「特定疾病」のある要介護3以上の方であれば40~64歳以上の方でも入居可能。
・公的施設(地方自治体や社会福祉法人など)のため社会福祉という視点から介護サービスを行っています。
・費用が安価という特徴がありますが、その影響で待機待ちといった入居までに時間を要する可能性があります。
イメージと違う施設に入ってしまう可能性もある
意外と少なくありません。
実際に施設に見学に来られたご家族様の中には
「こんなに費用が掛かるなんて入所してから知った」
「いつでも介護が受けられると思ったら決まった曜日と時間にしか介護が受けられない施設だった」
なんて相談をいただいた事もあります。
これは施設側が悪い訳ではなく、サービスの種類の違いです。
「介護=介護受け放題」という訳ではないんです。
そこの知識と理解をしておかないと、入居をしてからではもう手遅れなんです。
その他にも施設側から入居を断られるケースも当然あります。
~入居できない、断られる主な理由~
- 入居条件の不一致
- 身元保証人、身元引受人がいない
- 医療行為の有無
- 他者への迷惑行為(問題行動)が考えられる
あれ、入居するの大変じゃない?
そうなんです。意外と大変なんです。
この他にも立地、費用負担、求めるサービス、食事のクオリティ、施設の雰囲気など気になるポイントも出てきます。そして、急に介護が必要な状況となり「調べて、勉強して、資料を取り寄せて、見学をして」というサイクルを何回もできますか?
かなりしんどいですよね。ましてや働きながら、家事や育児をしながらです。
なので、事前に資料を取り寄せるも良し、知識を蓄えるも良し、見学するのも良し。
何かしらの準備はしておいたほうが良いんです。
介護施設に入るということは「新生活」を始めるのと一緒。
しかも「新生活」を始めるのは「高齢になった両親」です。
大切な人の「いい時間」を作るためにしっかりと準備をしておくことをお勧めします!
シマダリビングパートナーズで運営している施設の種類
以上の通り、介護施設には様々な種類がありますが、シマダリビングパートナーズで運営している施設の種類もまとめてみました。
「住宅型有料老人ホーム」と「サービス付き高齢者向け住宅」では、「サービス付き高齢者向け住宅」の方が自立している人向きなのではと思われがちですが、ガーデンテラスシリーズでは、どちらも同じように手厚いサービスを受けることができます。
大きく種類分けされているものの、運営会社や施設によってサービス内容が異なるのが現状です。(だから選ぶのが難しいのです!)
あくまでシマダリビングパートナーズの場合のみですが、もし施設選びで悩んでいる方がいらっしゃいましたら、参考にしてみてください。
介護付き有料老人ホーム
→ガーデンテラス尾山台(主に介護度が高い方が過ごす住まい)
住宅型有料老人ホーム
→シマダリビングパートナーズでは以下の施設が当てはまります
サービス付き高齢者向け住宅(通称:サ高住)
→シマダリビングパートナーズでは以下の施設が当てはまります
・ガーデンテラス千歳烏山(2024年6月オープン!)
・グランジュール尾山台(自立している高齢者のみ)
・グランジュール世田谷船橋(自立している高齢者のみ)
2024年5月現在