何も必要ない!ボードゲームヨコイト
シマダグループには、横のつながりを育むための「ヨコイト活動」というものが存在します。
※ヨコイトについての記事はコチラ
事業ごと、部署ごと、チームごと‥など『縦割り』の垣根を超えるコミュニケーションこそ強い。と考えるのがシマダ流。
スキー・スノボ、マラソン、バスケ、サッカー、ゴルフ、ダイビング…体育会系のヨコイト活動が並びますが、最近は写真や旅行などの文化系の活動も増えてきました。
そんな中で「ボードゲームヨコイト」が誇る特長があります。
必要な物が何もない!ということ。
運動神経も不要!
道具や機材も不要!
コミュ力も不要!
活動は、ボードゲームカフェを借りて自由集合、自由解散。
ボードゲームの種類も様々あり、10分程度でできる簡単なもの、数時間かかる重めのものも。
活かせるスキルもゲームによって違うので、向き不向きもあまりなく。
初めて会うメンバーでも、会話のきっかけなど考える必要なく、楽しく交流できてしまいます。
個人情報を話す必要もなく、ゲームに集中しているだけでお互いの人となりがわかる、新入社員が交流するのにぴったりな活動だったりします。
新入社員のミカタ!イベント休暇
前述のポイントから、新しい仲間の順応を促進する取り組み(オンボーディング)にピッタリなボードゲームヨコイト。ただ、入社してすぐは有休がなく、ヨコイトに参加できない!ということがありました。
そんな声を受け、今年の4月から新たに始まった福利厚生があります。
その名も「イベント休暇」。
事業部ごとの縦割りの関係を超えた横のつながりを作るためのイベント各種(参加は任意、参加の圧もなしです)に参加するためのお休みが、入社日から4日間付与されます。
「まなたび」という、いわゆるシマダグループ流社員旅行にも使えるので、この記事が公開される頃にはこのイベント休暇を使ってモンゴルに行っている人もいるはず。
※「まなたび」関連記事
シマダグループ今年の新語!“まなたび”って、何するの?
リアル脱出ゲーム『漂流ボートからの脱出』
通常、JellyJelly Cafe 新宿店をホームに活動してるボードゲームヨコイト。
ボドゲが初めて!というメンバーも多いので、お店の方のアドバイスを聞きつつ、
スティックスタックやトマトマトやディクシット、インサイダーゲームなど遊びやすいゲームで盛り上がることが多いです。
<バランスゲーム、『スティックスタック』を使って遊んでいる様子>
先日、謎解きや脱出ゲームをやってみたい!という声があり、東京ミステリーサーカスの『漂流した救命ボートからの脱出』に12名で参加してみました。
定員4名なので3チームに分かれて参加。
細かくは、ネタバレになるので控えますが、漂流した救命ボートから脱出するために制限時間内にあらゆる謎を解いて生き残りを目指すゲームです。
救命ボートに入ってあらゆるアイテムを使って生き延びていく臨場感、本当に漂流している気持ちになる没入感。
なんか、海外の「まなたび」でこんなこと起こりえちゃうんじゃない…!?と、想像してしまって、臨場感増し増しに。
※「まなたび」にて、帰りの飛行機に一緒に乗れない事態はたまに発生します。
あるチームでは、介護士、ホテリエ、不動産の賃貸管理事業部メンバー、広報担当とかなりランダムな組み合わせの4人。
ゲームが始まる前から「アレもヒントかも、これもヒントかも」と口に出しながら確認してくれる介護士青森さん(仮称)。
みんなが謎解きに没頭している間も、モニターや周囲の状況に注意を払って制限時間などの情報を伝えてくれるホテル勤務海田さん(仮称)。
この中で唯脱出ゲーム経験者の不動産事業部大笹さん(仮称)が冷静に謎を解くという連係プレー。
<東京ミステリーサーカスの入り口にて>
あーっという間に制限時間の40分が過ぎました。
ストーリーもとても凝っていて、とっても余韻の残る脱出ゲームでした。
<各チーム1~3人生存!惜しくも全員生存のチームはありませんでした…!>
終わった後は各チームで「何人生き残った?」という話題をつまみに打ち上げ。
介護士の若手女性 旭さん(仮称)が、めちゃくちゃキレキレで活躍したという話や、
普段の会話では見られない一面が垣間見えて、悔しいのでまたリベンジしたい!という結果に。
今後、ボードゲームヨコイトが目指すこと
今度のボードゲームは自社の施設を使ってやりたいですね♪
いつもボードゲームカフェを使っているので打ち上げの中では、そんな話が出ました。
確かにホテル&レジデンス六本木の時間貸しスペースであるサロンやギャラリーTは、ボードゲーム会にぴったり。
神楽坂レトロなホテルや箱根つたや旅館に宿泊して、夜通しボードゲームを繰り広げるのも楽しそうです。
<ボドゲ会にぴったりな神楽坂レトロなホテル>
<同じくボードゲーム会にぴったりな空間、箱根つたや旅館>
そんな話を踏まえて、今後の展望についてボードゲームヨコイトのリーダーから発表が。
「シマダグループのオリジナルボードゲームを作ってみたいと思います!」
「…えぇ~!次はどこでボドゲ会やるかの話じゃないの!?」
ボードゲーム部のリーダーはめちゃくちゃ多趣味で面白い事が大好きな、20代男性。
現在の仕事は介護士だが、過去には人事で新卒採用にも関わったことがあり、不動産の国家資格宅建も持っている多能工なヒト。
きっと、インターンや会社説明会もオリジナルボードゲームを使ってオンリーワンなものができたらいいなと考えているのでしょう。
「おぉ~!?」と、どよめいたものの、「思考は現実化する」と言いますから、叶えてもらいましょう。
この記事に証拠を残します。笑
オンボーディングとは
最近よく聞く用語の「オンボーディング」。新しい仲間の順応を促進する取り組みのことを指します。
由来は船や飛行機に乗り込む「on-board」から来ていて、会社を目的地に向かう乗り物に例えて、社員を乗組員に例えているそうです。
時には、本当に飛行機や船に乗って一緒に旅をすることで、オンボーディングを図るシマダグループですが(笑)、
ボードゲームヨコイトでも(脱出ゲーム上)漂流ボートに乗って、普段は違う仕事をしている”乗組員同士”が交流しました。
古い人・新しい人、冷静な人・情熱的な人、大胆な人・慎重な人。
やっぱり、相反する特徴を持つメンバーが協力し合えるチームは強いなと。
歴史があるけど新しい、アイディア豊富だけど計画的、大きいけれど小回りが利く。
そんな乗り物であれるよう、ヨコイト活動も存在をする気がしました。
VUCA時代の荒波を漂流する旅で大切にしたいのは、縦割りの”OR”ではなく、横や斜めの”WITH”の精神。
ホテル「か」介護ではなく、ホテル「と」介護。のように、これからもWITHを実現していくために、
事業部を超えたオンボーディングは欠かせませんね。
新しく始まった「イベント休暇」を追い風に、たくさんの人を船に乗せたいと息巻くボードゲームヨコイトなのでした。
座礁・漂流・転覆しないように、一緒に漕いでいきたいと思います。