何度目かの正直…
社内の資料管理ツールを検索すると、2020年ころからオフィスの席足りない問題について、話し合われた形跡がありました。
『紙ベースで保管している資料を電子化すれば、棚をつぶして席ができるのでは?』
また、『フリーアドレスにすれば、席数の節約にもなり、部署の垣根を超えたコミュニケーションが取れるのは?』(2021年時点オフィス委員会(仮)メモより)
…ということで電子化の議論があった模様です。
コロナ禍以降は、オフィス内でも集中してオンライン会議/面談をする場所が必要になり、執務室にフォンブースができたました。(2023年5月)
✨🤗おはようございます🤗✨
出社したらオフィスがバージョンアップ⤴️してました✨👏
オープン応接スペース(通称ミルフィーユ)にカウンターの執務スペースができました✌️
今日はあいにくのお天気ですが、代々木公園を眺めながらお仕事してみよっと🎶… pic.twitter.com/rtp7kLFKFM— 瀧口よしこ🤗いい時間をつくる広報 (@taki_shimada) May 29, 2023
この、執務室拡充やフォンブース設置のウラガワではプロジェクトチームの努力が。
プロジェクト名に現れる本気と遊び心。
「オフィス大作戦」!
そのフォルダの中、2023年1月の議事録には、その時の課題が赤裸々につづられていました。
<社内用語解説>
※ミルフィーユ:オープン応接スペース(絨毯のミルフィーユ柄に由来)
※ケベック:10名掛けの一番広い個室応接室(内装がカナダのケベック州を連想させることに由来)
※クイント:シマダグループの本社が入っているビルの略称
めちゃくちゃ裏側をさらけ出している内容ですが。
(本社に来るの怖いとか、もはや座席数と関係ないw)
ブレストとして、他のオフィスに移る案や増床する案など、想像力をフルに使って考えたようです。
その甲斐あって、追加された執務スペースは結構人気です。
その2023年の大作戦から2年、オフィスはまた変化を遂げました。
キャビネットと更衣室を撤去して、執務スペースに!
2023年のオフィス大作戦後のオフィスの平面図はこんな感じ。
ワンフロアで様々な職種のメンバーの執務室、応接スペースが完結しています…!
<Before>
その後も応接室や執務室が足りなくなることや、2つあるフォンブースもフル稼働となったことから、2025年、以下のようなレイアウトにすべく動き出しました。
<After 予想図>…赤い部分が変更予定の箇所。
書類を保管しているキャビネット・利用頻度の低かった更衣室を撤去してデスクを増設するほか、オンライン会議用のブースも増設する計画です。
まずはスッキリさせよう!
いよいよ工事!…の前に立ちはだかるのは断捨離フェーズ。
たくさんの書類や日常的には使わない備品をレンタル倉庫に送るべし。
本当に必要なものを考えたり、思い出にひたったり、
これを機にトランス状態で捨てたり。
それに向けてプロジェクトチームのメンバーは複数回にわたり粗大ごみを手配。
さすがだなーと思ったのは、粗大ごみ回収を2回手配しているけど、最初の1回目しか社内周知をしない点。
追加の粗大ごみ、初回の手配で出し忘れる人がいることを見込んでの先回り。
工事前のオフィスはお引越し前のように段ボールでいっぱい。
オフィス大作戦のメンバーが中心となって、棚も自分たちで解体…!
負傷、もしくは筋肉痛になるメンバー複数。笑
キャビネットや更衣室がなくなったオフィスは、初めて見る光景。
思わずポーズを取りたくなるほど、スペースができました。
劇的なのか!?ビフォーアフター
スッキリしたオフィスに什器が入る日。
17年間お世話になった固定電話も一新するため、新しいものがずらり。
無事、新しい席が増えました。
オンライン会議用のブースもこのような形に。
棚類も使いやすそうなものが新しく入り、見違えます…!
完成…!で、プロジェクトを終えたいところですが、あと一息。
たくさんの荷物を、新収納場所に納めねばです。
工事前にも負けないくらいの物量…!これを指定の場所に片づけていきます。
何度も議論を重ね、少しずつ変化しているオフィス。
勤務するメンバーの声に耳をすませ、劇的…とはいかないまでも、快適なオフィスにすべくあらゆる調整と肉体労働をしてくれたプロジェクトメンバーには頭が上がりません。
お客様がいらっしゃったときや、他の拠点のメンバーが来た時にはぴかぴかオフィスときらきら笑顔で、お迎えできる空間を目指していきたいと思います。
オフィス大作戦、足りない座席はいったん確保!
ですが、仲間が増える限り、私たちの東京オフィスストーリーはまだまだ続く…
…To be continued…