世の中そんなに甘くはない
もちろん、このご時世イベントを開催することは色々な観点から難しくなった。
(そんなコロナ禍にシマダグループが新しく作った仕組み「ヨコイト」についてはこちら)
コロナ禍のなかで生まれた新しい試み「ヨコイト」がもたらした、ある大切な気づき。
とはいうものの もともとお祭りごとが大好き。
私のような陰キャには辛いだけなのだが
いつか世界が正常に戻った時に、欠かせないのが「幹事」だ。
「幹事長」は日曜劇場半沢直樹のように
例のテーマ曲に載せて登場し、主人公に倍返しされるような国会の重鎮を想像する。
しかし、「長」を外した途端に「合コン」「花見」とか「新人の仕事」を連想する軽い響きとなる。
-幹事して 仕事に光る 企画力-
(※景品パーク 幹事あるある川柳 2016より)
遊びも仕事も本気がモットー。イベント事にも手を抜かない。
皆をあっといわせるためにはどんな企画を立てるのか
脳に汗をかくほど、色々考える必要がある。
イベントの準備が忙しすぎて仕事をする暇がないくらいに。
「その期間の仕事はどうするのですか」と聞かれるが
当然仕事もやる。
もちろん周りもフォローするが仕事も幹事も両立が基本。
世の中そんなに甘くはない。
いかにして効率よく時間を使うのか、はある意味腕の見せどころでもある。
両方ともめいっぱいやるとキャパオーバーになりがちだが、それも経験。
「キャパシティー」という名のコップは、一度溢れさせないと決して大きくはならない。
酔えない、食えない、座れない
-幹事役 酔えない食えない 座れない-
(※景品パーク 幹事あるある川柳 2016より)
大きなイベントになると100人以上集まり一人では回せない。
複数人で行う事になるが、そこで色々な部署の人達とコミュニケーションが生まれる。
予算・場所・席順・挨拶をする人・時間・を組み合わせていかに成功させるか。
ここまでくると部署をまたいだ新規プロジェクトみたいなもの。
確かに酔えない、食えない、座れない。
だが、そういった会が成功した時の喜びは何事にも代えがたい。
多くの人から「楽しかったよ!」と感謝され、偉い人からは
美味しい食事を御馳走になるなど、ねぎらっていただく事も。
-カンジてね 幹事の苦労と その想い-
(※景品パーク 幹事あるある川柳 2016より)
長い歴史の中で海外社員研修などは様々なエピソードがある
・飛行機が火山の影響で飛ばなかった
・ホテルの宴会で騒ぎすぎて部屋に銃を持った人が注意しにやってきた
・海外研修の行き先がロシアで、今思うとおそロシア
・パスポート紛失や、飛行機に乗り遅れた人がいて添乗員さんキレる
当然これらのエピソードはほんの氷山の一角で、その数だけ歴代幹事の苦労も増えていく一方である。
幹事業は残業時間に入りますか?
-幹事力 社長に買われ 管理職-
(※景品パーク 幹事あるある川柳 2016より)
さて、「幹事」が「仕事」に通じると充分に理解してもらったと思う。
こういった幹事力を買われ管理職になった人物が存在する。
「そんな奴いるはずないだろう」とお思いだろうが実在する。
私がそうだ!
(ちゃんと聞いたことはないけど)
海外研修旅行、新年会、送別会、歓迎会の幹事とだいたい経験させてもらった。
ありとあらゆる幹事をこなしてきて、そこで得た社内の人間関係や経験は何よりも財産になり、仕事の進め方などには大いに応用する事ができた。
そして何より・・
-名幹事 社長に言われて 涙ぐむ-
(※景品パーク 幹事あるある川柳 2016より)
この感動を是非、味わってもらいたい。
どこか斜に構えることに慣れてしまっているあなたも、
「幹事業は残業時間に入るのですか」とか言わないで、とりあえずやってみよう。
経験する事によって、もっと会社を、
いや、人生を楽しむ事ができるはずだから。