旅のはじめに
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改めて説明すると…
「まなたび」とは・・・「学び」と「旅」をかけ合わせた、シマダ流の社員研修旅行のこと。それぞれの会社や事業部ごとに、日帰りの旅行から、ロシア、フランス、タイ、モンゴルなど世界各地を訪れるものまで開催されています!
介護事業所の運営や保育事業を行うシマダリビングパートナーズでは、今回大型デイサービスを見学するため新幹線で一路大阪へ。
40人近い職員が同じ車両に乗って行くなんて、まるで修学旅行のよう!
まなたびは、社員同士の交流も目的の一つ。
働く施設がそれぞれ違うので、行きの新幹線の中からすでに交流は始まっています。
お酒を片手に交流が出来たらよかったのですが(あくまで、より親睦を深めるため)大阪に着いたらすぐに施設見学があるのでみんな我慢。(参加者には事前に社内メールでお達しが出ていました)
お酒が無くても話していたら、大阪までの2時間半なんてあっという間!(一人で出張に行っている時は仕事をしたり、映画を見たり、ドラマを見たりと、とても長く感じていたのに…)
西日本最大級の施設見学
大阪に着いたらすぐにメインパート、まなびがスタートです。
西日本最大級の機能特化型デイサービス「デイサービスひなた」様を見学させていただきました。
デイサービスに入ると、まず職員の方が足を止めて、前で手を組んで挨拶をしてくれます。これが全職員に徹底されていて、教育が行き届いていることを実感できました。
社長自ら案内してくださった施設の特徴をまとめてご紹介します!
・施設は1日250人の方が利用(シマダの地域密着型デイサービスは18人定員。約14倍の規模!)
・吹き抜けのある大きな食堂(定員125人!食堂の横で看護師が流していた口腔体操の動画は、前職で私が管理に関わっていたものだったことは内緒に)
・ヒマラヤの岩塩を取り寄せて作った「岩塩浴」
・250種類以上ある運動プログラム
・利用者様やボランティアが先生になる各教室
・本格的なバリスタがいるカフェスペース
・15mプールで行う「水治訓練」
まだまだありますが紹介しきれません…!

長さ15m、3レーンあるプール(デイサービスひなたHPより)
これらは、利用者様が自ら選び主体的に参加し「介護からの卒業」をするために工夫されてできたサービスです。この主体性こそ今の介護に必要で私たちも追及していきたいところです。

そして、冒頭で気になっていた人材育成や評価制度などについても詳しく教えていただきました。この「まなび」は、必ずシマダの現場に持ち帰らなければならない!そんな熱い思いが胸に込み上げてきました。
飲酒解禁!
デイサービス見学後はホテルへ移動しお昼ご飯をいただきました。
皆様お待ちかね、ここからは飲酒解禁!
私は会社のイベントは初参加でしたが、普段からお酒を愛する会社とは勉強済み。(酒蔵もグループ会社にありますし、お酒が飲み放題のホテルも!)しかし、想像以上です!笑
明るいうちから飲むことが今までなかったので背徳感を少々持ちながらも「これもまなたびの目的の一つ!」と交流を深めていきました。

神奈川県の吉川醸造
夕方にホテルに到着。
ホテルは四つ星ホテルです!豪華!
入浴後は懇親会。ここでも普段なかなか会えないみなさんと親睦を深めるため、自己紹介やクイズ大会が始まりました。

クイズ大会は、シマダに関することや今回のまなたびから出題され、上位3人には景品が贈呈されました。入社したばかりの私は全く正解することが出来なかったので、もっとシマダのことを勉強しなければ!と決意を新たにしました。
二次会は個室で開催。自己紹介で作業療法士としての職業病で「人の歩き方などを分析して痛いところなどを想像してしまう」と言っていたので私は突然「体の悩み相談所」先生役に 。御年60歳を超える社長の運動プログラムを考えたり、スクワット方法を教えたり 。お酒を飲みながらなぜか筋肉痛になってしまった人もいたようで…(反省です!) 。ほかのグループは、仕事の話、プライベートの相談事などについて話し込んでいたようです 。物理的な距離を超え、心の距離がぐっと縮まった、最高の夜でした。
遊びは「まなび」
2日目は朝からUSJに行くグループと、大阪万博記念公園に観光へ行くグループに分かれました。
大阪万博記念公園では国立民族学博物館の観覧が目的。実は私は作業療法士を志す前、考古学者になりたくてその道の大学に行っていました。とても狭き門で途中で諦めたのですが、ピラミッドや土器など、考古学好きは今でも変わりません。
そんな私には国立民族学博物館は時間がいくらあっても足りないぐらい刺激的なところでした。特にインドの神話が世界のどこまで広がっているか、という展示はとても関心を引き寄せられました。ほかにもアイヌの展示は初めて知る歴史や文化がとても興味深かったです。今後はアイヌについてもう少し見識を広げていきたいと思いました。そして、それをどこかでサービスに取り入れてみたいです。(施設の装飾やイベントなどで披露できるのか?)

最後に心斎橋での自由時間がありました。
私は社長と数名の職員と一緒に、道頓堀のクルーズ船に乗りました。正直期待はしていなかったのですが、これが思いのほか面白く何度も来たことのある道頓堀の景色が全く違って見えて、新しい発見もありました。視点の違いがどれだけ大切かということに気が付くことができ、仕事にもつながります。まさか心斎橋観光でこんなに学びがあるとは思っていませんでした。これぞまなたびの醍醐味。一人では気づけないことも、一緒に仕事をする仲間と旅をすることで、新たな視点で世界を見ることが出来ます。

帰路の新幹線では、思い出を語る人、お酒を飲んでいる人(朝からずっと飲んでいる人も。笑)、疲れて寝る人…みなさん思い思いに過ごしていました。どの人の顔も行きの新幹線よりも新たな学びを得られ、交流も深められ、生き生きとしていたように感じました。
旅の終わりに
色々書くと遊んでばかりいるように見えますが、一緒に働く仲間がどのような思いで働いているかを深く知ることが出来たり、多面的な物の見方に気が付いたりと、本当に学びの多い旅で「まなたび」の名の通りの旅でした。よく「旅行は家に着くまでが旅行」と言いますが、「まなたび」は「学んだことを現場で活かす」までが旅行だと思います。現にある施設では、見学した施設の取組を参考にしようとすでに動き始めています!これこそ、シマダの目指す「メタモルフォーゼ」が浸透しているからこそ成せることではないでしょうか?
「メタモルフォーゼ」について詳しくはこちらの記事をどうぞ
▷『メタモルフォーゼはかく語りき 』
来年は、今回参加できなかった人が対象の「日帰りまなたび」も準備されているとのことです。次はどのような学びを持ち帰って来てくれるのか、楽しみです。
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