2026.05.19

仕事をいったん置いて、完璧も手放した。
育休中のリアルな記録

社歴13年の広報社員、2度目の育休ストーリー。産後の制度をフル活用したり、保活に出遅れたり、小学生の長女との向き合い方に悩んだり。そんな「不器用な育休」を過ごしなから、やってよかったと思うことを綴りました

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育休中のリアルな記録
Summary
  1. 復帰初日に感じた 「これ、誰も教えてくれないやつだ」
  2. 「頑張らなくていい」を大前提に。 長女の変化に寄り添えた1年目
  3. 保育園・「2歳児クラスの枠がない」現実
  4. 育休中にやっておいてよかった7つのこと
  5. 復職後すぐに確認しておきたい制度・手続き
  6. 育休中の過ごし方に正解はない
  7. 音声はコチラ

復帰初日に感じた
「これ、誰も教えてくれないやつだ」

音声はコチラ

2年間の育休から復帰した。復帰前の面談で、上司にこう言われた。

 

「他部署とのつながり強化と、今までとは違う新しいことをしてほしいの。」

 

ふわっとしている。とてもふわ。(ディスってません。尊敬してますボス。)

同じ部署に戻ったけれど2年のブランクは大きくて、毎日、眠っていた脳を叩き起こすような手探り状態。でも不思議と、焦りはなかった。

以前の仕事の経験と、育休中に培った心の余裕の中に、期待に応えられるだけの土台がある気がしていたから。

以前、1回目の育休から復帰したときに、こんな記事を書いたことがある。

 

【ホテル社員初の育休取得からの現場復職 ~人生には助走も必要~】

 

3年経ったいま読んでも、仕事のスタンスや心持ちはこの時と大きく変わっていない。手探りで、でも前向きに。

 

前回の記事から3年経ちました。

「頑張らなくていい」を大前提に。
長女の変化に寄り添えた1年目

▶ 「頑張らなくていい場所」が、産後には必要

この数年で産後ケア事業サービスが増えたことを知った。長女出産時にはなかった気がする!

産後ケア施設は病院や専用施設があり、宿泊や日帰りで助産師さんが常駐していて、お母さんの体の回復や赤ちゃんのお世話について相談できる場所。妊娠中に自治体で手続きし予約を完了させておいた。この流れは正直めんどくさかったけど、やってよかった。

出産した病院を退院後はすぐに予約していた産後ケアの病院へ。ひどい貧血で身体は痛いわ、歩くことも困難だわで、夜は赤ちゃんを預けてひたすら寝かせてもらった。

 

貧血で血色が悪い。こんな顔色になったのは人生初です

 

1日3食のご飯は泣けるほどおいしかった。少し歩けるようになってから整体もしてもらった。この1週間があって「本当に救われた。」自治体によって利用条件や費用が異なるので、妊娠中から情報収集しておくことをおすすめしたい。

 

  産後ケア施設のごはんが本当に楽しみでした!

 

 

▶  東京都民なら東京都出産・子育て事業「赤ちゃんファースト」

東京都在住の方にぜひ知っておいてほしい制度。子育て用品やサービスと交換できるポイントが付与される。ベビーカー、抱っこ紐、離乳食など実際に必要なものに充てることができる。

私はこれで育児に必要なものを総額15万円分使わせてもらった!(2024年の情報なので、最新情報は都のサイトで確認をしてください。)

 

赤ちゃんファーストのカード。産前産後と2回届く。

 

▶ 小1の壁は、子どもだけじゃなく親にもある。

長女と次女は6学年差。なので産後すぐに長女は保育園卒園〜小学校入学という大イベントがあった。

入学してすぐ、「1人で行けるからついて来ないで」と言われながらも、心配すぎて登校時にこっそりついて行ったこともある。

長女に「今日どうだった?」と聞いても、いつも答えは「ふつう」。なので自分から参観日、運動会の準備、ボランティアと学校に関わる機会を増やした。

育休中でなくても寄り添い方は人それぞれでいいと思っている。大切なのは時間の長さではなくて、気にかけ続けることなのかもしれない。

 

小学校に入学した直後の長女と。

保育園・「2歳児クラスの枠がない」現実

▶ 保育園に入れると思っていたのに。。

次女の入園を考え始めたとき、近隣の保育園では2歳児クラスの空き枠がほぼなかった。0歳・1歳で入園した子がそのまま持ち上がるため、2歳からの途中入園は激戦。

次女は早生まれで入園のことが後回しになってしまったのも反省点。通える距離の希望園は何度募集要項を見ても「2歳児の募集人数→0(ゼロ)」。

でも保活の出遅れのおかげで?初めて視野に入れたのが幼稚園。今は延長保育が充実していて驚いた。

最終的には、次女は一時保育でよく預けていた認可外保育園に通えることに。本当によかった!

 

保活で早めに動いておくべきこと:

0歳・1歳時点で保育園を見学・役所の保育課で情報収集

 

保育園の募集スケジュールを把握(秋に一気に動く)

 

早生まれの子も、春生まれの子と同じスタートであることを忘れない(自戒)

 

▶ 保育料無償化・認可外補助

東京都は2025年9月から0〜2歳の第1子も保育料が無償化になりました。認可外保育園も補助対象。詳しくはお住まいの自治体へ問い合わせをしてください。

 

▶ 育休中だけど預けていい?

私の場合は長女の小学校の予定が多くあり、育休中も一時保育や託児所、ベビーシッターを積極的に利用した。最初は罪悪感もあったけど、次女はたくさんの人にかわいがられたし、自分のリフレッシュにもなった。預け先を複数知っておくことが「いざというとき」の安心感につながっている。

 

希望の保育園に入れると思ってたよね。。

育休中にやっておいてよかった7つのこと

1、たくさん出かけた

公園、散歩など近所でも次女と一緒にゆったり過ごした日々は、私の中にしっかり残っている。

2、とにかく寝た

罪悪感なく思いっきり昼寝する。体力はすべての土台だから。

3、時間に追われない日を味わった

「今日は何もしなくていい」という日を意識的に作った。ぼーっとする時間は大切。

4、子ども優先で動いた

長女の「行きたい」「やりたい」をできる限り叶えた。

5、預けることを味方につける

一時保育、託児所、ベビーシッターなど、たくさん利用した。子どもを預けるために譲れないポイントが明確になった。

6、自分のメンテナンス

ヨガ、整体、友達と会う。自分のための時間を作ることはなかなか難しいけど、たまには。

7、仕事のことを少し、思い出してみる

常に子どもと一緒に過ごしているとふいに「大人としゃべりたい!」と思う瞬間がある。仕事に戻れるのか?と不安にもなる。でも未経験から広報を立ち上げたあの日を思い出して、「やっぱり仕事って楽しかったよな」と自分を鼓舞した。

 

姉妹で歩けるようになった姿を見て感動。

 

復職後すぐに確認しておきたい制度・手続き

知らないと損することが多い。復帰したら早めに人事や役所に確認をしてみてください。

 

▶  育児休業等終了時報酬月額変更届

時短勤務で給与が下がった場合、この届けを出すと復帰直後の実態に合わせた社会保険料に変更できる。本人の申請に基づき、会社が手続きを行います。対象になるかは人事に確認してください。

 

▶ 養育期間標準報酬月額特例

3歳未満の子を養育している期間に標準報酬月額が下がった場合でも、一定の要件を満たせば、将来の年金額の計算上、養育開始前の標準報酬月額で計算してもらえる制度があります。対象になる可能性がある方は、人事に確認してください。

 

▶ 育児時短就業給付金

2025年4月〜新設。2歳未満の子を養育中の時短勤務者に賃金の10%が支給されます。

 

▶ 東京都 ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)

育休中・復帰後問わず利用できる。保育園・幼稚園に通っていてもOK。補助上限は年度あたり144時間、1時間最大2,500円(日中)。※渋谷区の場合。区、市によって異なるので確認してください。

 

シマダグループでは出産祝い金10万円が支給される!

そして忘れてはいけない。シマダグループでは出産祝い金として10万円が支給されます。これも立派な制度のひとつ!嬉しいですね。

 

■ こういった情報、どこで知るの?

友人に「役所の人になれるよ。」と言われたほど情報収集が得意な私の方法を紹介。

 

  • 役所の窓口:母子手帳の手続きでもらえる紙の案内はアナログだけど情報の宝庫。すべてに目を通すのがおすすめ。
  • SNS(X・Instagram・Threads等):同じ境遇のママの投稿がリアルで参考になる。
  • 公式サイトで制度名検索:SNSで知った制度名は必ず公式サイトで最新情報を確認し判断する。

 

育休中の過ごし方に正解はない

 

私の場合は産後ケアを使い、預け先に頼り、保活に出遅れ、小1の壁に悩んだ。でもいい。6年ぶりの育休を過ごしてみて、制度が変わってきたことを実感した。

 

世の中の動きとしては、産後ケアが整い、父親の育休取得も増え、子どもとの関わり方も少しずつ変わってきている。これは当たり前じゃない。

声を上げ、働き方と戦い続けてきた、過去のお母さんたちのおかげだと思っている。その積み重ねの上に、今の私がいる。

 

たくさん出かけて、たくさん寝て、今日なにしよっか?から始まる日を過ごし、子どもの「ふつう」の表情を見ていた日々が、気づかないうちに自分の土台になっていた。

 

育休中でも同僚とはいつでも連絡できていたし、職場との距離は広がらなかったと思う。会社のイベントに参加できる気軽さも、復帰への安心感にもつながった。

 

仕事復帰してからは手探りの日々だけど、「やっぱり仕事って楽しいな」という瞬間がたくさんある。それもこれも、自分一人ではできないし、チームの協力がありがたいなといつも思う。

 

私にとっての育休は、仕事から離れる時間ではなくて、思いっきり子どもと向き合いながら、「自分の時間や気持ちを整理する期間」だった。

誰かと比べる必要はないし、今しかできないことを自分のペースでやっていれば、それが必ずどこかにつながっていく。

 

今日も私は、「焦らなくて大丈夫だろう。今はそういう時期だし。」と自分に言い聞かせながら、不器用に日々を過ごしていく。

 

▷シマダグループのワーママ・ワーパパのリアルな声はコチラからもどうぞ

・育休後も変わらぬ素直さ、たくましさ。

・パパ達の座談会 ワーパパの実態とは!? 

音声はコチラ

音声版のシマ報です!

ぜひ電車に乗りながら、家事をしながら…以下のリンクよりお聞きください♪


【stand.fm「#34 仕事をいったん置いて、完璧も手放した。育休中のリアルな記録」】

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