2023.02.11

千歳烏山に誕生!島田宇平商店

2022年12月千歳烏山駅南口の広場前に島田宇平商店なる店が誕生しました。
島田宇平商店?島田宇平とは一体誰なのか?
マツモトキヨシやジュンク堂のようなものなのか?そして看板にはシマダウヘイさんらしき人物が!

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Summary
  1. 島田宇平商店へ行ってみた!
  2. お米で繋がるヒストリー
  3. 「織り米」と「雨降」
  4. 懐かしいようで新しい
  5. これからの島田宇平商店

島田宇平商店へ行ってみた!

2022年12月に千歳烏山の地に誕生した島田宇平商店。島田宇平商店の入り口をくぐり抜けてみるとまず目に入ってくるのは、大きな酒樽!

 

左にはずらっと並んだ米袋。

奥に進んでみると、大きなカウンターとその向かいには様々な種類の日本酒が!さらに奥はアートに囲まれた角打ち(ちょい立ち呑み)ができるという空間。

 

この魅力的な空間は一体なんなんだろう!

これからそんな謎に包まれた島田宇平商店の魅力をご紹介します!

 

 

お米で繋がるヒストリー

なぜお米や日本酒を販売しているのか?

実は、シマダグループは誕生から今まで「お米」で繋がっているのです。

島田宇平商店のシンボルでもある、島田宇平氏が1931年に島田精米店(現シマダライス)を始めました。

↑実際の島田宇平氏の写真を元に、宇平さんキャラクターが誕生

 

最初のお米屋から、米麺(コムフォー)、日本酒(吉川醸造)、そしてこの度新たにオープンしたのが島田宇平商店。島田宇平商店ではお米も米麺も日本酒も取り扱います。お米のルーツを大切に、現在もいろいろな姿形を変えながら、創業当時の意思を引き継いでいます。

 

2022.1.1 シマ報記事「お米のDNA お米をめぐる物語」

https://shimadahouse.co.jp/shimaho-archive/2924/

「織り米」と「雨降」

 

島田宇平商店では、シマダライス4代目店主島田順一(米マイスター)が開発した「織り米」を販売しています。

「おにぎりの米」

「焼き魚の米」

「お肉の米」

「カレーの米」

それぞれのお料理に合うようにと選び抜かれたお米たち。筆者も「カレーの米」なるものをいただきましたが、炊きあがりはお赤飯のよう、黒米のプチプチとした食感がカレーのルーに実に合うこと。他では食べられない逸品でした。

 

 

そして、吉川醸造で造られている日本酒「雨降(あふり)」。新酒も含め全種類取り揃えているのはこの島田宇平商店だけ!

「雨降」の試飲や利き酒ができる他、バーテンダーが制作する日本酒カクテルやスムージーなども味わえるという贅沢さ!残念ながら、バーテンダーは毎日はいないよう。カクテルを頂けるか?は、今のところ運しだい!(毎日頂けるようになる日も、近いとか?)

懐かしいようで新しい

島田宇平商店のコンセプトは「懐かしいようで新しい」。店内を見回してみてもどこか懐かしい雰囲気が漂います。

島田宇平商店をデザインしたO氏に話を聞いてみると、これは当時のシマダライスの雰囲気を再現しているという。

 

↑島田宇平氏が営んでいた島田精米店、シマダライス

 

入り口の屋根や看板デザインのディティールを再現

 

 

カウンター側面の素材やオブジェには、昔から使われていた古い酒樽や、酒樽の蓋を利用。他の家具もアンティークを多く用いています。全体的に懐かしさを出すために、細かい所にもこだわりがあります。完成したコンクリートの床が綺麗すぎたため、味を出すために、絵の具で汚し仕上げなども行いました。

↑汚し仕上げの様子、手前デザイナーO氏

 

店内を彩るアートは「懐かしいようで新しい」というコンセプトに共通するアーティストの作品。水墨画の技法を使って、現代的なイラストを制作する「柏原 晋平さん」やジーンズ生地や、昔のキモノの模様を崩したり、アレンジし、キモノ生地を制作する「斉藤 上太郎さん」の作品たち。伝統技術を活かしながら新しいことに挑戦されています。

アートに囲まれた角打ちスペース

 

「懐かしいようで新しい」

なんだかワクワクしてきますね。

これからの島田宇平商店

日本酒が呑めたり、アートに触れたり、ポン菓子が食べられたり。どこか懐かしい空間で、新しい刺激的な経験ができる島田宇平商店。これからも千歳烏山の地で、シマダグループの魅力を最大限発信していきながら、みなさまの日常に溶け込めるようなお店になっていきます。

 

今後、千歳烏山や地域の方に向けたさまざまなイベントを開催する予定があるそう。是非みなさま、島田宇平商店にいらしてみてください!

 

 

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