2022.01.18

楽しいと思えなければ、やる意味はない

1日100kmのウルトラマラソンを完走した事もある中野清之さん。
「やりがいがあって充実していても、利益の出ない仕事は誰も幸せにならない」と語るリアリストの一面を持つ反面、「その仕事が面白いか?」という事が自身のモノサシという。
不動産の賃貸営業から管理、開発と全てを網羅したその軌跡とは。

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Summary
  1. 軽い気持ちで答えたら、すぐに辞令が
  2. 転職なしで、転職の経験
  3. 本当の希望を叶えるために
  4. 「その仕事、本当に面白いのか?」がモノサシ

軽い気持ちで答えたら、すぐに辞令が

「いい会社なんです」と、素直に言える会社はそうはないと思います。

同じ不動産業界からの転職なので、特にそれを実感します。私は入社当初は賃貸管理の仕事をしていました。

 

ある日、会長から全社会議で、

「最近はどんな活動をしている。何か他にやってみたいことはないか?」と聞かれ、

本当に軽い気持ちで、「賃貸を経験したから、売買をやってみたいです。」と答えると、数か月後には異動となりました(笑)

転職なしで、転職の経験

今は、土地や建物を仕入れ、建築や改修、用途変更など付加価値を加えて売却をする「開発」と言われる仕事をしています。

不動産というと「流通」(仲介)の仕事をイメージする人が多いと思いますが、一口に不動産といっても、開発・建設・流通・管理という大別があります。通常は管理から開発など、異なる分野の仕事をしようと思うと、転職せざるを得ないのが実情です。

シマダグループのように、すべての分野を扱い経験できるのは魅力ですね。さらに、開発担当者が設計にも関わる、そんな部署間の垣根がない会社は他にはないと思います。飽きることなく挑戦し続けられる、とてもやりがいのある会社です。

本当の希望を叶えるために

特に富裕層と呼ばれるような方と接する機会が多い仕事です。

お客様とは、「貴重な時間を割いて頂く」という考えで接しています。そのため、資料や段取り等、準備に時間をかけることで、お客様の手間や無駄な時間を無くし、お会いした時に有意義な時間となるように努めています。接客時には出来るだけ専門用語を使わず、そして、お客様の言葉を表面で捉えずに、解決したい根本的な問題点や、本当の希望は何なのか?を探りながらお話を聞くようにしています。

「その仕事、本当に面白いのか?」がモノサシ

私自身、直近の取り組みとしては新しい不動産事業のスキームを構築しています。

社内で誰もやったことがない事業への挑戦。難しさや迷う事も多いのですが、その分やりがいもあります。ただ、いくら仕事にやりがいがあって充実していても、利益の出ない事業では誰も幸せになりません。だからこそ、利益の追求はとても大切なことです。

さらに、シマダグループでは利益だけでなく、「その仕事は面白いのか?」が、もう一つのモノサシになっています。そのために、不動産に限らず、いろいろなところにアンテナを張っています。どんな仕事でも、いかに楽しく魅力的なものに仕上げるかが重要ですから。

 

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「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」

 

山本五十六の最も有名な言葉です。まずは自分の行動で「やってみせる」ことで説得力を持たせ、それをきちんと言語化して「言って聞かせ」、チームメンバー自身にそれを「させて」、うまくいけば「褒める」というプロセスを経てチームを動かしていくよう心がけています。

何よりも強い会社であり続けるために、想いが強く、変化が楽しめる人と一緒に仕事がしたいですね。

 

【シマダアセットパートナーズ(株) 中野 清之 プロフィール動画】

 

2006年入社
中野 清之 / Kiyoyuki Nakano
不動産事業 マネージャー
大学を卒業後、大手不動産賃貸仲介の会社に勤務。不動産事業の面白さに魅了され、さらに経験の幅を広げるべくシマダグループへ入社。賃貸管理部を経て、現在は開発部へ。不動産売買に従事しながら、建物の設計やデザインに関しても挑戦しています。
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