日本に興味をもったきっかけは
黒澤明監督の映画
テレビで観た黒澤明監督の映画で、劇中に流れる言語の美しさに、魅了されました。
日本語はヨーロッパではよく、「魔法の言語」と例えられ、非常に難易度が高いものだと言われています。だからこそ、「勉強しがいがある」と感じました。ワルシャワ大学に入学後、日本学科で文化を中心に学んでいましたが、もっと深く知りたい思い1年間、日本に留学。「せっかく文化や言語を学んだのに、そのまま帰るのはもったいない」と感じ、日本で就職することを決心しました。
多くの人と触れ合うことができるホテル業界を志望していたところ、エージェントからの紹介で、運よくシマダグループに出会うことに。「個性」を大切にしてくれ、固定観念にとらわれないその社風に強く惹かれたのです。
現在、メイン業務としてH&R六本木にあるサービスアパートメント(ホテルサービスを提供している賃貸住宅)を担当しています。問合わせ、客室の管理、営業、お部屋のご案内、契約の手続き、それと並行してホテルフロント業務にも就きます。また、ホテル業以外の仕事、具体的には英語の翻訳やグループホームページの撮影及び編集業務もさせてもらっていて、今後はさらに面白いイベントの企画や動画作成などクリエイティブな仕事にも挑戦してみたいと思っています。
「想像力」が脳の活性化
小学3年生で初めてカメラを手にし、小学5年生で2か月に渡る撮影を敢行、そして1時間の映画を製作しました。レンズを通して自分の世界の見方を写真や映像にする、それを他の人にそのまま見せられるのはなんとも素晴らしいこと。まったく同じカメラを握っている人がいても、同じ場所で撮影しても、出来上がりの写真や映像はそれぞれ異なっていて、それぞれのよさがある。作品を観るだけで、その人の世界観や個性が見えてくるのです。「何かを生み出す」ことは、私にとってとても気持ちが良いことなんです。
最近、N1(日本語能力試験)に挑戦。実は3年前に合格していたのですが、自分の日本語能力がどれくらい上達したのかを確認したくて、2度目の受験。で、なんと結果は180点の満点合格でした! 一生懸命勉強してきた分、すごい達成感がありました。
※N1は日本人が受けても半分は不合格となるくらい、難しいテストと言われています
現在、休日はプログラミング、コーディングの勉強をしています。現在の業務には直接関係はないのですが、これも脳の活性化。いつか役に立つかなと励んでいます。
「ホテルに住まう」を叶える
H&R六本木のサービスアパートメントはホテルと同じエントランスで、コンシェルジュが「おかえりなさい」と言ってくれる場所(いえ)です。安心できる住まいであることはもちろん、何か困ったことがあればいつでも私たちホテルマンがお手伝いします。1ヶ月から長期滞在のお客さままで、「ホテルに暮らす」という特別感ある新しいライフスタイルが叶う場所です。
学びに貪欲な人たち
シマダグループは常に新しいことに挑戦し、新しい学びに貪欲な人が集まっている会社だなと、実感しています。
多数の事業部があるからこそ、いろんな働き方をする人、いろんな考え方を持っている人と交流する機会が非常に多く、社交的で前向きな方でしたらフィットするのでは!と思います。
私は、同期のみんなや上司、それからホテルチームのメンバーと、数々の良い出会いに、本当に感謝しています。この繋がりは、今後も長く保ち続けていきたいと思っています。