2024.01.04

悩める学生に届け!
福祉系学部ではない自分が介護を選んだ理由

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福祉系学部ではない自分が介護を選んだ理由
Summary
  1. はじめに
  2. 神奈川大学 外国語学部 スペイン語専攻 Nさん
  3. 東京外国語大学 言語文化学部 言語文化学科 カンボジア語専攻 Yさん
  4. まだまだあります、先輩へのインタビュー
  5. まずはちょっとした勇気。

はじめに

「あぁ、いい時間だなぁ~」と満たされた気分でいるとき、

あなたを囲んでいるものは何でしょうか。

 

お気に入りの服を身に着けて、美味しいものを味わって、お気に入りのスポットに足を運んで。あとは例えば、その場の雰囲気?一緒に過ごす人たちとの会話?

ハマっているゲームや音楽?今から楽しみにしているデート?

 

 

いつか年老いて誰かのヘルプが必要な体になっても、

躍るような瞬間は人生を豊かにする。

そんな人生を生きたいと思うのは、自然なことだと思いませんか。

 

 

 

学生の頃。

 

まだまだ家族は元気そう。トンカツを食べたって胃もたれしない、そんな自分が老いるなんて想像がつかないし「介護」なんて今のところ無縁だ、という方も多いと思います。私もそのうちの一人でした。

 

でもこの業界に入って実感したのは「介護」とは生活、そして人生のすべての要素と繋がっているということ。相手はお客さま、でもその前に一人の人間であるということ。

 

どういうことかというと、介護のシゴトとは、ただ買い物やお風呂のサポートをするだけにとどまらない、ということです。

生活の支援に加えて、心を満たす必要があるからです。
そして、それを可能にするのは介護の技術の上手さだけではありません。

 

 

あなたが好きなもの、心惹かれるもの、打ち込んできたこと。
言葉にならない端々の経験。

ふと訪れた人生の機微が、「介護」すなわち目の前の方の時間を豊かにできる可能性を秘めています。

 

 

実は、介護事業を営むシマダリビングパートナーズの新卒社員の半数近くが、
福祉系ではない学部の出身です。
それでも、彼らが活躍している理由は先述の通り。
その人の人生に目を向けることは、介護の枠にとどまらないからです。
ただ、どうして介護業界を選んだのか、不安はなかったのか、気になるそこのところ。
将来に悩む学生に向けて、届け~!という気持ちを込めて、先輩が歩んできた道のりをご紹介いたします。今回は国際系の学部出身のお二人をフィーチャー。

神奈川大学 外国語学部 スペイン語専攻 Nさん

 

大学ではスペイン語学科で、スペイン語はもちろんスペイン語圏の国の文化を学んでいました。言語や国際文化に興味があって選考したのもありますが、もともと空港で働く事に憧れがあり言語を学んでいたのもあります。そのため、他にもほんの少しだけ中国語も学んでいました……ほんの少しだけです。

 

大学3年生まで「接客の仕事がしたい」という軸はありつつ、「就職は航空会社かなあ」とやりたい事がはっきりせずに過ごしていました。

そんな時期に友人と伊豆で半年ほどシェアハウスをすることがありました。そこでは地元にいるとあまり触れ合うことのない高齢者の方と頻繁に関わる機会があり、その関わりをとても楽しんでいた自分もいました。その姿を見た友人がこんな事を言ってくれました。

 

「介護向いてるんじゃない?」

その一言で「やりたいことはこれだ!」とはっきりしました。

そこからは介護職一筋で就活を進めていき、シマダリビングパートナーズに内定をいただき、入社することが出来ました。

 

 

今、自分がしたかった接客の仕事にやりがいを持って働くことができています。自分の提供する介護に「ありがとう」と感謝の言葉をいただけるのはやはりとても嬉しいです。より親密的・直接的に接客したかった私にとって介護のお仕事はぴったりだったなと確信しています。

 

大学で学んだことはあまり活かすことはできないと思っていましたが、最近母国がスペイン語圏の国の方が入居してきました。普段は簡単な日本語でお話しできる方ですが、スペイン語の方が話しやすいようで、ときどきスペイン語で会話します。あまり周りにスペイン語を話せる方がいないため、スペイン語が分かるというだけで大変喜んでいただけました。

介護のお仕事は思わぬところで自分の特技や力を発揮できると改めて感じることが出来ています。

大好きな海の近くで働くことができて、幸せな毎日を送っています!

東京外国語大学 言語文化学部 言語文化学科 カンボジア語専攻 Yさん

プノンペンのインターン先、音楽教室の玄関にて

 

 

私は、街中で年配の方に、道案内や単なる世間話などを目的に話しかけられることが非常に多いのです。どんなに奇抜な服装でも話しかけられるので、この話しかけられやすさはある種の才能では?と常々思っていました。

 

一番初めに介護に興味を持ったのは、マリンバ演奏団体の一員として介護施設へ慰問演奏に通っていた時期でした。私たちの演奏を聴いて涙しているお客さんは日頃どんな風に過ごされているのだろうと、長らく興味がありました。

 

大学では言語文化学部でカンボジア語を専攻していました。専攻言語に限らず言語文化を学ぶ中で気づいた、言語の多様性とそれにリンクする価値観の多様性。そこでは、「正論が通じない」面白さがありました。それと同時に身近な人々の価値観にも強い興味を覚えました。優良学生では全くありませんでしたが、大学時代はとにかく多くの人と直接話をしていたように思います。

 

 

就活の時期になり進路を考えた時、「人生の大先輩ありながら、気さくにどんどん話しかけてくださるご年配の方々とコミュニケーションを取りたい」「あわよくばそんな方々の役に立ちたい」という気持ちが決定打となり、介護の道を選択しました。

カンボジアで培った「正論がすべてじゃない!」という私なりの「正論」は、介護の現場で役立っています。

まだまだあります、先輩へのインタビュー

福祉系出身ではない先輩のインタビューはこちらからもご覧いただけます。
今の想いを深く掘り下げた記事、ぜひご覧くださいね。

 

法学部

私が介護職に就いた理由~その瞬間を大切に過ごすために~ | シマダグループ

 

政治経済学部

記憶と感情の間で~僕が介護職として歩んだ時間~ | シマダグループ 

 

史学部

入社5年目の現在地 考古学専攻だった私が、介護の現実に直面 | シマダグループ 

 

 

まずはちょっとした勇気。

介護は視野に入れていなかったけれど、少し興味が湧いてきたかも……と思っていただけた方へ。

 

実際に話を聞いて、施設を見れば、魅力に気づいていただける自信があります。
就活中は焦りや不安で大変な時期かと思いますが、いろんな業界を見て知れる貴重な時期でもあります。

リンク先よりご案内しておりますので、ぜひお気軽に説明会・インターンにお越しくださいね。
まずはちょっとした勇気。心より、お待ちしております!
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