やっとメインステージと思っていたのに
母となり、3人の子育てでお休みをいただいた期間もありましたが、未就学児がいなくなった現在落ち着いて、いよいよこれからメインステージを満喫!自分のため、家族のため、そして会社への恩返しのため…と思っていたのですが。
そう思い通りにいかないこともあります。子どもが学校へ行きたくないと。保育園のような送り迎えがない学校生活で、私は子どもを置いて出勤する日が続きました。

試しに振り切ってみる
自身のメインステージを考えるあまり、大切な家族のことを考えられていなかったのかと反省していた時、ふと思い浮かんだ言葉があります。
シマダグループでは2ヶ月に1度グループ会社全体で集まる会議があり、その中で入社5年未満の社員からCEOへ質問を集め回答してもらう機会がありました。

仕事とプライベートの良いバランスのとり方について質問があったCEOの答えは『右端と左端を試して振り切る』というものでした。
「仕事とプライベートというのも、0か1(ゼロイチ)で白黒つけなくていい」。
「AIは0か1の二分法で演算処理をするけれど、人間は0か1で割り切れるものではない」。「0と1の間には無数の数があるのと同じで、仕事がメインステージになる時期もあれば、子育てや親の介護などでプライベートがメインステージになり、仕事がセカンドステージになる時期があってもいい」。
さらに、「仕事もプライベートも、どっちつかずでメリハリが足りないと感じるなら、一回『右端と左端』を試して振り切ってみればいい」とアドバイスがありました。「どちらか一方に一度真剣に振り切ってみることで、自分にとって居心地の良い中間やグラデーションが見えてくる」というお話でした。
もがくほどアイデアが出てくる!?
さらにCEOは、自身の体験を振り返りました。30代でシマダハウスに入社した直後、バブル崩壊のデフレ期で絶体絶命のピンチに直面した時の話です。人数も少なく資金も乏しい中、知恵をしぼり、当時珍しかった「完成販売」や施工職人さんの顔写真を現地に掲示したなどのアイデアで危機を切り拓いてきたということでした。
「ピンチはチャンスであり、もがけばもがくほど、やっぱりアイデアは出てくるものだ」。
そして、「仕事での失敗と成功も0か1の二択ではない。ちょっと失敗したかなと思っても落ち込む必要はなくて、『俺はまだ成長中だぜ』と思えばいい。成功と失敗を繰り返すトライ&エラーの途中にいるだけだ」。他者にない魅力を提供する「オンリーワン」であり続けるためには、失敗を恐れずに変化と革新を繰り返すことこそが不可欠というメッセージがありました。
若手向けの薬がベテランにも効いた
この質疑応答は主に若手社員の悩みや課題に応えるために用意されたものでした。
しかし、その一つひとつの言葉は、悩みの中でもがいていた19年目のベテランである私にとっても、完璧な「処方箋」となりました。
仕事か家庭かという二者択一で悩む必要はないのかも。
日々ごとに右端と左端を行き来しながら、自分らしいグラデーションを描けばいい。
子ども達にとっても、学校へ行ける行けないは二者択一でなくてもよいのかなと、仕事で仕入れたマインドをプライベートに持ち込んでみました。
仕事にも家庭にも訪れる刺激と揺らぎ。この刺激と揺らぎに新たな視点をもらい、私自身も会社で仲間と共に『いい時間(とき)』をつくっていこう——と思えたのでした。

音声はコチラ
音声版のシマ報です!
ぜひ電車に乗りながら、家事をしながら…以下のリンクよりお聞きください♪
【stand.fm「ワークライフバランスに詰んだ時の処方箋」】
※PCやスマホのブラウザからログイン不要でお聴きいただけます。
※バックグラウンド再生・速度調整・更新通知の受信には、stand.fmの無料アプリのご利用が便利です。
↑
https://play.google.com/store/apps/details?id=co.newn.standfm&hl=ja&pli=1
\\ Spotifyでの配信もしています!//
↑















